愛内里菜

New Single
「Boom-Boom-Boom」

10.20 On Sale!


夏のメイン・イベント「里菜1祭り」も終了し、レコーディングに入っていた愛内里菜が、待望のニュー・シングル「Boom- Boom- Boom」をリリース! ライヴが行われた7月31日に24歳を迎えた愛内。実はこの24歳というのは彼女にとって非常に重要な数字として存在しており、ファッションや歌詞といった面でも多大な影響をもたらしている事が取材で知る事が出来た。そんな愛内の人生の中での一つのキーワードとなる“24歳”となって初めて発表された今作。そこにはこれまでとは違った、さらに一皮向けた女性像が描かれている事が伺える。

●5ヶ月振りにシングルがリリースされますが、「里菜1祭り」の準備があってリリースを控えていたのですか?
愛内里菜(以下愛内):作品の制作は「START」が終わった頃からずっと進めていたんです。でも自分の中で誕生日を迎えて24歳になるっていうのが、次の作品に大きく影響していて。昔から自分の中で20代の区切りって24歳と26歳ってイメージがあったから、今年24歳になるので区切りの年が来たなって気持ちがあって。祭り前には出そうかとも考えてたんだけど、祭り前にはなかなか上手く作品が仕上がらなかった。24歳になってライヴが終わって一区切りした段階で、それに相応しい納得のいく作品が出来たからこの時期の発表になりました。

●区切りが24歳と26歳って変わってませんか? 普通は25歳がちょうど中間なんですけど。
愛内:そうですか。女性はみんなこうだと思い込んでいました(笑)。23歳まではそれなりにキャピキャピしていてもいいけど、24歳になると一皮向けて25歳に向かって行く感じがあって、次の26歳は30歳に向かっていく前段階という、そういう自分のイメージがあったんですよ。今年は特別な年齢を迎えるって思っていたので、自分の中でもファッション感とかオシャレ感も意識してちょっとずつ変えていたんです。今回の制作はそういう面からも影響を受けていますね。

●具体的にファッションはどういう風に変わっていったんですか?
愛内:今まで着なかった素材や形を選んでみたりとか、人から似合うんじゃないって言われたものを着てみたりとか。自分には大人っぽさとかセクシーさがちょっと足りなかったから、そういう部分を取り入れながらファッションを楽しむようにしています。

●前まではどちらかというと自分の道を通すって感じでしたよね。
愛内:そうですね。自分の中で自分の範囲でオシャレを楽しんでいたんですけど、ちょっと新しいものも取り入れてみようって。そういう大人な雰囲気の服を着ていると、曲の雰囲気や歌詞もちょっと変わってきたので、今回の曲も影響を受けてるなって思います。

●そんな影響を受けた歌詞が「Boom- Boom- Boom」ですが、まずタイトルが面白いですね。
愛内:これは、「Boom- Boom- Boom」=「私的なI Love You」。ただ簡単にI Love Youって綺麗に言いたくなくって、ちょっとイジワルというか遊んだ感じで、「あなたが私のマイブ−ム」って言っちゃおうかなってノリで。メロディからイメージして3回繰り返してるんです。

●最終的には、あなたなしじゃだめなの!という気持ちを綴っているんですよね。
愛内:いつもの素直なLoveプラス、ちょっと小悪魔っぽい気の強い女の子の要素を取り入れながら、24歳になったI Love Youを書いています。ちょっとドキッとする歌詞もありますね(笑)。

●そうですね、ちょっとエロス的な部分もありつつ(笑)。
愛内:はい、エロスも交えつつ(笑)。

●歌詞が変わったとの事ですが、そういう小悪魔的な部分がこれまでにない所ですよね。
愛内:そうですね。けっこう衣装とか服装とかに影響されるタイプなので、普段からワイルド系やセクシーなものを取り入れて着ていて、その影響で書く時に何かいつもとは違った感じで書いてみようかなとか。

●歌詞にも“お洒落にかためたものは上から下まで思いきり脱がせて”って服装に関するフレーズがありますね。
愛内:女の子って髪型一つでも気持ちが変わったり、ちょっとした事で変身出来るっていうか、変身願望がけっこう強いと思うんです。そういう部分で自分を楽しむ所があるじゃないですか、色んな顔が出来るっていうか。自分もレコーディングやライヴの衣装では、気持ちを高めるために着ているイメージが強いし、こういう気分でいたいからこういう色を選ぶって気持ちもすごく大きいので、そういう意味では服の形とか色んなところで自分を作るのに助けてもらっているのがあるから。この歌詞では自分を素直にさせてっていうお願いと、本当に服を脱がしてっていう意味を含めて使っています。

●“うまくなりたくないの愛には”ってどういう意味ですか?
愛内:色んな愛を経験してきても、やっぱり最初のドキドキ感って一番のトキメキじゃないですか。やっぱりそういうトキメキを忘れたくないから、いつもどこかで初めての気持ちを持っていて愛を楽しんでいたいっていう、そういう女心。あんまりピッタリ重なるよりも、少しズレている所を近付けていくのが楽しいっていうか。そういう意味であんまり上手くなりたくないって。その上で相手を自分が上手くコントロール出来たらヤッターみたいな(笑)。

●だから、愛=壊れやすい・儚いといった不安定さを提示していながらも、それがすごくいいのと言っているんですね。
愛内:素直にその状況を楽しんでいる女の子のイメージ。色んな恋愛も経験してきて、色んな愛の楽しみ方も知った上で、コントロール出来る自分を楽しんじゃってるみたいな。

●いつも以上に今回はジャケットやPVで “魅せる”事にこだわった、一つの世界観を追求した作品にしたそうですね。
愛内:こうありたいなっていう24歳の女の世界観を全部入れたんです。7人の私が出てくるんですけど、それぞれ髪型も衣装も違って少しずつその子の動きや表情を変えて、自分の思う世界観を作り上げています。みんなにドキッとして見てもらえたらいいなって。

●今作のテーマとしてはどういうものを考えていたんですか?
愛内:テーマは力強い女性。今まで自分が出していなかった部分にちょっと手を伸ばした挑戦的な感じ。ビジュアルやファッション的にもまた一皮剥けた里菜を見て欲しいなっていう、そういう願望から生まれた作品です。

●「ALRIGHT」は嘘がテーマになっていますね。
愛内:いつものようなシリアス・ロックより強気で、さらに自分を突き通す強気な女の子を主人公に書きたいなって思って。人には違う自分を見せつつも、本当の自分というものはしっかりと持っていて、自分の目標に突き進んでいく、ちょっと今までにないアプローチで書いています。

●愛内さんが自身に言い聞かせている歌詞にも感じました。
愛内:今までだったら自分の事を全て分かってもらった上で「ALRIGHT」に向かっていきたいって感情が多かったかもしれないんですけど、年を重ねて自分自身も過去を持っていて複雑になっていく内に、誰とでも簡単に「そうだね、そうだね」って分かち合える年齢でもなくなってきて。そういう中で上手くコントロールしながらしっかりと自分に厳しくまっすぐ素直に、自分の目標にちゃんと向かっていきたいなって。そういう強さを含めた歌詞を書きたかったんです。

●“明日を見て生きてくため やさしいだけじゃ駄目なの”は、まさに強さがないと未来が掴めないって感じですね。
愛内:そうですね。自分の中の感覚に近い歌詞ですね。

●愛を“これ”って呼ばせているのはなぜですか?
愛内:この子の中では愛は一番じゃないから(笑)。時には愛がこれ扱いになってしまう、そういう感じを伝えたくて。

●1曲目と2曲目は同じ愛という言葉があっても、ぜんぜん違う世界になっていて面白いですね。
愛内:そうですね。1曲目はマイ・ブームになってしまうぐらいに彼を手に入れたくて仕方がないって言っているんですけど、2曲目はそういう時もあるけど自分が向かっている目標のためには愛が「これ」になってしまう。

●3曲目の「ROCK STEADY」の“気に入らないって顔する人もいるけど、愛し合う人はその10倍いる”というフレーズは、アーティストとしての心情が綴られているのかなって思いました。
愛内:そうですね。ライヴで歌いたいなって思いながら書いたので。だからけっこう強気になって、こういう言葉が出てきたりもしました。アレンジ面でも色々な意見を言っていたので、一番楽しんで作った曲ですね。

●2、3曲目は負けないぞ!という気迫の内容になっているから、2004年の後半に向けてさらに気合いを入れて行くぞ〜って気持ちがあるのかなと思ったんですけど。
愛内:作り始めた時からアルバムのイメージがあって、そこに意識が向かっていたので気合いは満々でしたね。「ALRIGHT」「ROCK STEADY」の順番で先に出来ていて、1曲目は自分的にも成長したいって願望から最近制作したんです。だからわりとアルバムのカラーが出ている作品かもしれないですね。

●3曲とも愛という単語があって、「里菜1祭り 2004」でも座右の銘を「愛」と言っていましたが、愛内さんが今一番身近に感じている愛ってどんなものですか?
愛内:これは変わらずにずっと言っている事なんだけど、人と接する事で自分が勇気をもらえたり、自分が成長するために常に感じていなければいけないのが愛なんです。そしてそれを自分もちゃんと与えられる人にならないといけないし。愛の形はみんなそれぞれに持っているんだろうけど、生きていく上で常に感じていたいもの。シーンによって色んなエネルギーとして働き掛けてくれるので、それを上手く感じ取って自分も成長していきたいなって。私が一番の愛を感じるのは、やっぱりパイン(笑)。人に与える愛って見返りをちょっとは求めてしまうじゃないですか。だけどパインと一緒に住むようになってからは、見返りを求めない愛を感じている。今まで体験した事がない感覚で、これがお母さんの気持ちなのかって(笑)。受け取り合ったり計算したりする愛ではなく、無償に捧げる愛を今は楽しんでいます。

●11月3日に「里菜・祭り 2004」のDVDがリリースされます。今年は横浜まで進出しましたね。
愛内:2ヶ所で出来て嬉しかったですね。でも誕生日は大阪でって決めていました。ジャングルをテーマにした舞台だったので、気分も開放的で自然と一体感が生まれたなって思います。

●ジャングルをテーマにしたのは?
愛内:「Dream×Dream」の頃に、パインと一緒に大きい公園へ散歩に行ったんです。一人だと行かないけど、パインといるとやっぱり自然に触れる機会も多くなって。こういう感覚の中で歌ってみんなと一緒に溶け込むと素敵な空間になるんじゃないかなって思って、それでジャングルが良いかもって。

●パインちゃんに導かれたテーマだったんですね(笑)。第一部はGIZAのゲスト・アーティストとのコラボレーションでしたが、やっぱり刺激がありましたか?
愛内:刺激はたくさんありますね。自分とは違うテイストの人が集まってくれたから。岸本さんとはもう世代が違うなって感じたりもしたけど(笑)。女の子が一杯だから楽しいし、リハもみんなでキャーキャー言いながらやっていて面白かったです。あと一番感動したのは、灯し松明の所。グッズを作った事は知っていたけど、実際に客席にそれが入る光景は本番のみでしか見る事が出来ないから、見た瞬間は本当に感激しました。

●みんなが松明を振っていて綺麗でしたね。そういえば、来年の話もしていましたね。
愛内:野外! やっぱり祭りって外ってイメージがあるじゃないですか。暑くてもいいから、野外でしか味わえないような「里菜1祭り」も考えていきたいなって、来年に向けて現在検討中です。

●今年も残りわずかで例年以上に突っ走ってきた訳ですが、愛内さんが今一番大事にしている気持ちって何ですか?
愛内:変化して行こうっていう気持ちとか、挑戦しようっていう意欲。変わりたい願望っていうか、そういうのが今はけっこう大きいので大切にしています。

●24歳という区切りだからですか? それとも他にも何か要因があって?
愛内:小さい頃から24歳で次のステージに行くっていう気持ちがあったからそれに影響されているとは思うんですけど、チェンジしていく事が最近は楽しくなってきたっていうのもありますね。良い成長をしていきたいって思う気持ちがすごく大きいし、この時期にそれをみんなにちゃんと見てもらいたいなって。

●次の転換期の26歳までの2年間でどう変化して行きたいですか?
愛内:今まで足りなかったセクシー&ビューティーみたいなところをテーマに取り入れつつ、そういう自分を音楽にも出してみんなに見せていけたらなって。

●2004年の今後の予定はいかがですか?
愛内:アルバム制作で今はずっとレコーディングをしています。


愛内里菜

NEW SINGLE
「Boom-Boom-Boom」

10.20 Release


GIZA studio
GZCA-4006 ¥1,260(tax in)