BREAKERZ

New Single
「光」

2009.7.15 On Sale!!


4月に発表された両A面シングル「Everlasting Luv / BAMBINO〜バンビーノ〜」が自身最高位であるオリコン・シングル・ランキング初登場2位を記録、初のホール・ツアーも大盛況、7月24日に日本武道館で行なわれるデビュー2周年記念ライヴの即日チケット完売と、快進撃が続いているBREAKERZがニュー・シングル「光」を7月15日にリリースする。この曲は最近発表された作品で打ち出されていた勢いのあるロック・ナンバーとはタイプの異なる、スケール感に満ちたミディアム・チューン。ストリングスを取り入れ、それぞれの音を丁寧に紡いで築き上げた楽曲だ。“光”という言葉に込めた思いの強さがしっかりと伝わってくるDAIGOの歌詞にも注目して欲しい。カップリングの「Faraway so Close.」はこれぞBREAKERZの真骨頂と言える、AKIHIDEが作詞・作曲の疾走感漲るパワフル・ロック。どちらも夢をテーマに描かれた楽曲だけに、これからのBREAKERZが向かおうとしている新たなステージを感じずにはいられない。熱い思いが詰まった今作について、メンバーに話を聞いてみた。

●ニュー・シングル「光」はスケール感のあるナンバーになっていますが、こういったタイプの曲を出そうと思ったのは?
DAIGO:武道館ライヴ前にシングルをリリースしようという話は前から出ていたんです。そこでどんな曲を出そうか話し合っていた時に、暗い曲を出してデビュー2周年ライヴで歌うのもちょっと違うし、いきなりラップとかにチャレンジしても本末転倒になっちゃうだろうし……と。武道館は自分達にとっては本当に夢の場所でとてもデカい存在だし、そこを目指してやってきた部分もあるので、今こうして夢が叶うのってすごいと思うんですよね。こうして夢が叶ったのは自分1人の力じゃなくて、ファンのみんなを含め支えてくれた人達が居てくれたからこそなので、そういう思いを曲にして武道館で歌いたいと思って作りました。

●最初からスケール感のあるナンバーにしたいというイメージはあったのですか?
DAIGO:弾き語りでデモを作った時から、メロディがすごく際立っているし、良い曲になりそうだなという手応えがあったので、俺の中では壮大な感じで作りたいとは思っていました。それでデモ音源をシンピーに送ったら、イメージ通りの壮大な感じになった叩き台を作ってきてくれたので、そこにバンド感を加えて作り上げたという感じです。ストリングスやピアノも無理矢理入れた感じではなく、音が自然とそこにあったという感じでしたね。BREAKERZの音楽はドラム、ベース、ツイン・ギターとヴォ−カルで成り立つ曲もありますけど、「光」の場合は色々な要素を盛り込んで自然とこの形に収まりました。

●この曲はいつ作られたのですか?
DAIGO:4月の渋谷C.C.レモンホールのライヴの後ですね。前作の「Everlasting Luv / BAMBINO〜バンビーノ〜」も含め、作品を出す度に俺達に課せられるクオリティに対するハードルはどんどん上がっているのを実感していて……。今回のシングルは、そういう部分も含めて制作するにあたってすごく悩んだし、何度も選曲会議をやったりしました。それでこの曲が選ばれて作っていったという流れがあるので、出来上がった時はすごく感動しましたね。

●作品を出す度にハードルが高くなっていくという感覚は、ひしひしと感じていたと。
DAIGO:今までに発表した作品のクオリティが低いとは思わないですけど、これまでにやった事のないタイプの曲に挑戦したり、色々と工夫して作ったりして、楽曲に対してどんどんシビアになっていったというのはあります。それは自分達の中での戦いなので、常にせめぎ合いながらやってきました。
SHINPEI:大袈裟な言い方をすると、シングルが出来上がる度に、今出来る事をやり尽くしたと思うんですけど、翌日にはそれを乗り越えて新しい自分になっているから、もう1歩先に目を向けられるモードになっているんです。もちろんプレッシャーを感じる事はありますけど、それは良い方向に作用するプレッシャーだと思っています。今回の「光」も、デビューして数ケ月しか経っていない状態の僕らだったら、似た様なニュアンスの曲が作れたとしても、こんなに自分達も感動出来て、聴いてくれる人にも気持ちが伝わる作品は作れないと思います。これまでに戦ってきた数々のプレッシャーやハードルを乗り越えた結果、この曲が出来たんだと思うと、リリース出来るのが本当に嬉しいです。
AKIHIDE:作品作りはもちろん、プレイやライヴでもプレッシャーは常に感じているんですけど、そういうプレッシャーを与えられる環境にあるのはすごく幸せな事だと思っています。だからプレッシャー自体を楽しもうと思って挑んでいるという感じです。

●味付けの作業では、色々なアイディアが出たりしたんでしょうか?
SHINPEI:デモの段階ではストレートな楽曲だったので、せっかくコナンとコラボ出来るというのもあるし、BREAKERZの5枚目のシングルというのもあって、より曲の幅を広げようという事で、色々なアイディアを出していきました。順番的には、まずストリングスのラインを入れてみようかという話があったり……。最後の大サビなんかも最初はなかったんですけど、曲の最後にこういう展開がくる事は今までなかったので、入れると良いんじゃないかというDAIGOさんのアイディアで入れる事になりました。
DAIGO:ストレートに最後まで行く形も良かったんですけど、自分の中ではダメ押しみたいなものが欲しかったので、大サビの部分を新たに考えて足してみました。

●「光」のレコーディングには、美久月千晴さん(Ba.)や山木秀夫さん(Dr.)、DIMENSION・小野塚晃さん(Pf.)という、キャリアのあるプレイヤーの方々を迎えて行なわれましたが、その作業はディスカッションしながら進められたのですか?
DAIGO:シンピーが叩き台を作ってきた事もあって、リズム隊のレコーディング等はシンピーが僕らの代表でプレイヤーの方とやり取りをしてくれていました。
SHINPEI:細かくやり取りをしたというよりは、曲を1〜2回聴いてもらっただけで曲を把握して頂けた事もあって、レコーディングも1発、2発録りみたいな感じで進んでいきました。そこではプレイのすごさを感じましたし、バンド・サウンドをキラキラさせてくれた事に感動しました。
DAIGO:作業が進むにつれて曲がどんどん輝いて、強い光を放っていくのを目の当たりにしました。最高にハートがこもったテイクによって、どんどんブラッシュ・アップしていくというか。リズム隊やピアノがキマった後は、熱いバトンを受け取った形でAKIHIDEさんもギター・フレーズを入れていました。
AKIHIDE:今回は緻密に音が入っている分、曲を壊さない様にするのはもちろん、更に磨きをかける様にラインを考えながらギターを弾きました。全体的には俺もシンピーもシンプルなんですけど、今まで以上に音がぶつからない様に気を遣いましたね。普通は音がぶつかり合うのがロックだったりすると思うんです。今回の「光」もロック・バラードですけど、そこに確固たるものがあったので、そのメッセージを大切にする為に何が必要かと考えたら、ロック的な音のぶつかりよりも、協調性の中で光が増していくタイプの展開の様な気がしたので、今回はそこを大切にしました。

●今までの話の中にも“光”という言葉が何度か出てきましたが、この言葉は曲を作り始めた時からタイトルとしてあったのですか?
DAIGO:仮タイトルの時から「光」でしたね。その時は俺もみんなに反対されたら恥ずかしいと思って(笑)、最初から「光」じゃなくて「光(仮)」みたいな感じにしながら、徐々に(仮)を取っていくみたいな……(笑)。その時からテーマは決まっていたので、光という言葉はピッタリだったと思います。ただ、歌詞を書くのは結構大変でした。自分達にとってもメモリアルなシングルでターニング・ポイントになると思っていたので、何度も書き直しましたね。

●歌詞は言葉数が多くて、高音のフレーズも沢山あるので、今までのBREAKERZの曲にはなかったタイプの曲だと思いました。
DAIGO:作っていくうちに曲の構成も変わっていったんですよ。最初は4分位で終わる曲だったのが、色々とやっていくうちに6分弱位まで伸びて、最終的には良い感じの長さで落ち着きました。演奏時間的にも、曲の構成に関しても大作と呼べるものになったと思います。ダイナミックでスケール感のある作品になって良かったです。

●“光”という言葉の他に、始めからあったフレーズは?
DAIGO:“また陽は昇るから”という所は歌詞を書き始めた時からありましたね。ここで魂込めて歌った後、AKIHIDEさんのギター・プレイにバトンを渡したという感じです。 AKIHIDE:熱いバトンを受けた形でギターを弾いて、それを暖めてDAIGO君に返す事が出来たら良いなと思ってレコーディングしました。ギター・ソロの部分は何度もチャレンジして録ったので、今回は苦戦しました。

●SHINPEIさんはレコーディング中に気を付けた所はありましたか?
SHINPEI:1番集中して弾いたのはイントロの所と、ギター・ソロの後に静かになってアルペジオとギターとヴォ−カルだけになる所ですね。この曲はバラードとは言え、力強く奏でられる曲だったので、いつも通り魂込めて弾きました。

●「光」のミュージック・クリップを見させて頂いたのですが、すごく荘厳なホールで撮影されたんですね。
DAIGO:あそこは岐阜にあるオペラとかも上演している会場で、生声がすごく響く構造になっているんです。俺もオペラが歌えちゃうんじゃないかと思った位、声の反響が深くて綺麗な会場だったので、ミュージック・クリップの撮影場所にピッタリでしたね。

●ずばり「光」の聴き所は?
DAIGO:この「光」はBREAKERZを支えてくれているファン1人1人に送りたい曲です。歌詞の内容も聴いてくれる人それぞれでリンクする部分があると思うので、疲れている時や苦しい時に聴いてもらいたいですね。それでお互いの目標に向かって一緒に歩んでいけたら良いなと思います。

●「Faraway so Close.」は「光」とは正反対のスピーディーなロック・ナンバーになっていますが、これはいつ頃作られた曲だったのでしょうか。
AKIHIDE:これは今年の始めには出来ていて、良い曲だという事でストックしていたものです。それで「光」がリリースされる事が決まった時、「光」とは相反するタイプの曲を入れたいという話になって選ばれたのが、この曲でした。本当に「光」とは真逆でライヴ感溢れるナンバーでBREAKERZらしい1曲になったと思います。この曲をカップリングに収録すると決まった時はまだ詞が付けていなかったので、「光」と一緒に出すのであれば同じテーマで切り口を変えて歌詞を書こうと思って、こういう形になりました。

●DAIGOさんとSHINPEIさんはこの曲を聴いた時、どんな感想を持ちましたか?
DAIGO:BREAKERZらしい曲で、ライヴで盛り上がるカッコ良い曲だと思いましたね。リズムを取るのが難しかったので、自分にとってチャレンジ出来た1曲になりました。
SHINPEI:自分の闘争心に火が付けられる、熱い曲だと思いました。レコーディングではライヴの光景を思い浮かべながらギターを弾きました。ザクザク切りつける様なリフで、サビは開けてメロディアスになるという、本当にBREAKERZらしい1曲だと思いましたね。

※この続きは誌面にて!!

■BREAKERZ OFFICIAL WEBSITE http://breakerz-web.net/


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「光」

2009.7.15 Release


ZAIN RECORDS
【初回限定盤A:CD+DVD】
DVD:「光」Music Clip+Music Clipオフショット

ZACL-4014 ¥1,470(tax in)



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「光」

2009.7.15 Release


ZAIN RECORDS
【初回限定盤B:CD+DVD】
DVD:そんなトコまで見せちゃうの!? 超激レア!レコーディング風景 〜光ができるまで〜

ZACL-4015 ¥1,470(tax in)



BREAKERZ

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「光」

2009.7.15 Release


ZAIN RECORDS
【通常盤:CDのみ】
※M-3「B.R.Z 〜明日への架橋〜 Acoustic Version」収録

ZACL-4016 ¥1,260(tax in)
★通常盤のみCDサイズ・ポストカード封入
(全6種/ランダムに封入)