リリース・ライブ情報♪

2023年01月23日(月)

【DAIGO・鬼龍院翔】 2人のプライベートが丸見え!? 前回好評のカラオケ&トークイベントが待望の第二弾開催決定!

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2019年に開催された、BREAKERZのボーカルDAIGOとゴールデンボンバーのボーカル鬼龍院翔によるカラオケ&トークイベントの第二弾、DAIGO×鬼龍院翔「DAIGOとキリショーのカラオケ密会 vol.2」が、3/6(月)に開催されることが決定した!

“DAIGOと鬼龍院翔の2人が普段カラオケでどのような様子なのかを覗き見できるカラオケ&トークイベント”
という、普段それぞれが行っているライブとは真逆の、2人のプライベートが垣間見えるような内容となっているが、カラオケボックスに見立てたライブハウスで、2人が普段カラオケでどんな感じで楽しんでいるのかは必見!

是非、興味ある方“だけ”お越しください!

●INFORMATION●
■DAIGO×鬼龍院翔「DAIGOとキリショーのカラオケ密会 vol.2」
日程:2023年 3月6日(月)
時間:開場 18:00 / 開演 19:00
会場:EX THEATER ROPPONGI

<お問い合わせ>
DISK GARAGE
TEL 050-5533-0888(平日12:00~15:00)
https://info.diskgarage.com/

[チケット]
アリーナスタンディング 5,500円(税込)
スタンド指定席 6,500円(税込)
※未就学児入場不可
※入場時ドリンク代別途必要
※アリーナスタンディングは開場時間より整理番号順でのご入場となります。
※車椅子をご利用の場合、ご来場前に「お問い合わせ」にご連絡ください。

※本公演は「DAIGO MOBILE」及び「ゴールデンボンバー オフィシャルファンクラブ マルキン」のみでの販売となります。各プレイガイドでの一般発売はございません。

[DAIGO MOBILE受付]・[ゴールデンボンバー オフィシャルファンクラブ マルキン受付]
受付期間:2023年1月16日(月)18:00~1月29日(日)23:59

[DAIGO MOBILE受付]
https://daigo.mobi

[ゴールデンボンバー オフィシャルファンクラブ マルキン受付]
https://gbmarukin.com


【DAIGO information】
■20th ANNIVERSARY "ONE NIGHT SPACEY SHOW"
シン・DAIGO☆STARDUST

2023年7月23日(日)
東京:品川インターシティホール

※詳細は後日お知らせいたします


【鬼龍院翔 information】
■ゲテモノクズ野郎達の※※の舐め合いハッスルウホウヘツアー
※終了分は掲載割愛。

2023/01/26 (木) 豊洲PIT (東京都)
2023/02/14 (火) Diamond Hall (愛知県)
2023/02/18 (土) BLUE LIVE 広島 (広島県)
2023/02/25 (土) NIIGATA LOTS (新潟県)
2023/02/27 (月) 仙台Rensa (宮城県)
2023/03/02 (木) なんばHatch (大阪府)

■歌舞伎町NIGHT出張営業ツアー
※終了分は掲載割愛。

2023/01/25 (水) 豊洲PIT (東京都) ※~豊洲NIGHT~
2023/02/13 (月) Diamond Hall (愛知県) ※~錦NIGHT~
2023/02/19 (日) BLUE LIVE 広島 (広島県) ※~流川NIGHT~
2023/03/01 (水) なんばHatch (大阪府) ※~ミナミNIGHT~

■Total Information
DAIGO Official Site:http://daigo-official.net
ゴールデンボンバー Official Site:https://pc.goldenbomber.jp


2023年01月21日(土)

「名探偵コナン」EDテーマで、VALSHEと今夜、あの街からが初コラボ!

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人気TVアニメ「名探偵コナン」の2月からの新エンディングテーマで、ボカロPユニット「今夜、あの街から」とデジタルロックシンガー「VALSHE」が初コラボすることが決定した!

「今夜、あの街から」は、ボカロP・ノラを中心に2021年6月に結成された、ネット発の音楽ユニット。毎作品ごとにテーマに合った女性ボーカルを招いて、デュエット形式で歌唱するのが特徴。本作のためにメインメンバーのボカロP・ノラが新曲を書き下ろし、同じレーベルに所属する「VALSHE」に声を掛けて完成させたもの。楽曲は、“今夜、あの街から「クウフク(starring VALSHE)」”として2月18日(土)の放送回よりオンエアされる予定。

VALSHEはこれまでにも同アニメのテーマソングを二度担当したことがあり、中でも2015年にEDテーマとなった「君への嘘」は名探偵コナン史上最長期間となる約1年間にわたりオンエアされ続けた記録を持っている。今作もまた長く愛される楽曲になることが期待されており、どんな楽曲に仕上がっているのか、来月からのオンエアを楽しみにしたい。

ノラ(from 今夜、あの街から)コメント
『「名探偵コナン」は、アニメも漫画も大好きでよく見ています。そんな大好きな作品に音楽で関われる事になり、胸がいっぱいです。ちなみにノラの推しはキッド様です。

これまで生きてきた23年の中で、今作が一番全力で取り組んだ楽曲制作だったかもしれません。人生のクウフク感について、自分なりに1つの答えを出せたのではないかと思います。VALSHEさんの力強い歌声も相まって素敵な音楽に仕上がったので、ぜひたくさん聴いて咀嚼してみてください。』


VALSHEコメント
『テーマソングを担当させて頂くのは約8年ぶりになります、VALSHEです。

「名探偵コナン」というこれほどの受け取る側と届ける側の愛情が深い作品に橋が掛かり、また音楽を通じて参加出来ることに感謝しています。

VALSHEのみでは届ける事は叶わなかった「今夜、あの街から」のノラ君とだからこそ完成した音のコラボレーションで、少しでも作品と、作品を愛するすべての方に寄り添うことが出来れば幸せです。

VALSHEも作品を愛しております一人として、全身全霊を込めて取り組ませて頂きました。
推しは変わらずベルモットです。
ありがとうございました。』


<今夜、あの街から profile>
ボカロPノラを中心に結成されたネット発の音楽ユニット。毎作品ごとに女性ボーカリストを迎え、ノラと共に歌い上げていく。2021年6月立ち上げ。略称ヨルマチ。閉塞感漂う日々からいつか脱出して世界を変えたいと願う男女(ノラとレイラ)の物語を描いていく。最新作は配信シングル「レジリエンス」。
[about ノラ] 高校時代からネットシーンを中心に活動。自身もオリジナル作品を世に残したいという思いから、作詞作曲を始める。2021年にボカロPを名乗り、未完成モノローグへの「ハイド&シークレット」楽曲提供を経て、同年12月シングル「アイ独リ論」を初配信。TikTokで踊ってみた動画が多数UPされるなど話題に。
[Official Site] https://yorumachi-nora.com
[YouTube Channel] https://www.youtube.com/c/yorumachi-nora

<VALSHE profile>
2010年9⽉にコンセプトミニアルバム「storyteller」でメジャーデビュー。少年のような中性的なハスキーボイスを持つデジタルロックシンガー。主にアニメファン層やネットユーザーを中⼼に⼈気を獲得し現在に⾄る。
デビューから2013年までは、CD ジャケット等はアーティストイメージイラストのみであり、本⼈露出をはじめとして積極的なメディアへのアプローチはしていなかったが、2013年11⽉27⽇に発売され、国⺠的アニメ「名探偵コナン」のオープニングテーマに抜擢された6枚⽬のシングル「Butterfly Core」通常盤ジャケットで、初の顔出し・実写ジャケットを採⽤。その後、⾃⾝初のライブイベントを⾏い、そのベールを脱いだ。「名探偵コナン」ではその後「君への嘘」でもエンディングテーマとして採⽤。その他、「JESTER」
(PSP⽤ソフト「官能昔話」テーマソング)や「MONTAGE」(TVアニメ「信⻑の忍び」主題歌)などテレビ番組、アニメ、ゲームなど多くのタイアップ楽曲を持つ。また、ニンテンドー3DS⽤ソフト「ファイアーエムブレムif」ツクヨミ役、TVアニメ「信⻑の忍び」服部半蔵役などをはじめとして、声優としても多数の作品に参加。2018年からはファッションブランド「KINGLYMASK」とのコラボレーションを開始、翌2019年には舞台「ピオフィオーレの晩鐘〜運命の⽩百合〜」にエミリオ役として初出演を果たすなど、シンガー・アーティストとしての枠を超えた活躍は、ジャンルを問わず多岐に渡る。
現在では、作詞・作曲を始め、アートワークに到るまでのほぼ全てをセルフ・プロデュース。本⼈ビジュアルとアーティストイメージイラストによる作品をコンスタントに発表し続けているほか、ライブツアーの開催やフェス等へのゲスト参加、イベント出演も積極的に⾏っている。最新作は3/1(水)リリースのミニアルバム「SAGAS」。
[Official Site] https://valshe.jp
[YouTube Channel] https://www.youtube.com/@OfficialVALSHE

TVアニメ「名探偵コナン」オフィシャルサイト
https://www.ytv.co.jp/conan/


2023年01月20日(金)

2023年最注目のティーンエイジアーティスト・Rainy。(レイニー) 本日発売の「ファイアーエムブレム」シリーズ最新作 『ファイアーエムブレム エンゲージ』ED主題歌を担当!!

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Rainy。(レイニー)の3rd Digital Single「絆炎(ばんえん)」が、1月20日に任天堂株式会社から発売されたNintendo Switch™用ゲームソフト『ファイアーエムブレム エンゲージ』のエンディング主題歌として起用されていることがわかった。
Rainy。は、2022年4月に「Find the truth」でデビューを果たし、2作目「All or Nothing」が「TGC 2022 公式応援ソング」に起用され、『第35回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2022 AUTUMN/WINTER』を皮切りにTGC 4公演でオープニングアクトとして堂々とした歌声で会場を魅了した、今注目のティーンエイジアーティスト。
そんなRainy。が歌う「絆炎」が起用されている『ファイアーエムブレム エンゲージ』は、1990年4月に発売された第一作『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』から30年以上続く、世代を超えゲームファンを魅了する本格的なロールプレイングシミュレーションゲームである「ファイアーエムブレム」シリーズの最新作。
その『ファイアーエムブレム エンゲージ』のエンディング主題歌「絆炎」は、Rainy。がデビュー前の11歳の時にレコーディングを行なっており、あどけなさが残る歌声が印象的だ。
本楽曲は、2月15日(水)からダウンロード配信としてリリースすることが決定。そして、3月15日(水)には、OP主題歌とともにCDパッケージとしてリリースされることも決定した。

Debut Digital Single「Find the truth」では、「名探偵コナン」公式スピンオフ作品であるアニメ『名探偵コナン ゼロの日常(ティータイム)』エンディング主題歌に起用、そして2nd Digital Single「All or Nothing」は、「TGC 2022 公式応援ソング」に選ばれるなど、ティーンエイジのトップを突き進むRainy。の2023年の活動にも併せて注目して欲しい。

【Rainy。(レイニー)】
Date of birth : June 28th
雨のように形を変えて、世界中どこにいても、
いつでも音楽の雨を降らせたい。
ジャンルレス・ボーダーレスに歌う新世代の表現者。
雨のように自由に。繊細に。ときには力強く。
https://rainy.lnk.to/rainy

≪リリース情報≫
[ダウンロード配信]

2023年2月15日 (水)発売
3nd Digital Single 「絆炎」
https://rainy.lnk.to/bannen
Nintendo Switch™用ゲームソフト
『ファイアーエムブレム エンゲージ』エンディング主題歌

[CDパッケージ]
2023年3月15日(水)発売
「FIRE EMBLEM ENGAGE Special Vocal Edition」
CD販売公式サイト:https://beinggiza.com/fe-engage/

■ゲーム公式サイト https://www.nintendo.co.jp/switch/ayfna/index.html

© Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


2023年01月09日(月)

徳永暁人セルフカバーアルバム第二弾『Route109 2nd Blvd.』2023.2.1リリース!

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doaとして活動する傍ら、作編曲家として、これまでに数々のアーティストへの楽曲提供を行ってきた徳永暁人の2枚目となるセルフカバーアルバム『Route109 2nd Blvd.』の発売が決定!

今回もトリオでセッション形式でのレコーディングを行い、ギタリストとして増崎孝司さん(from DIMENSION)、ドラマーとして車谷啓介さん(from Sensation)が参加。
サウンドとアレンジにこだわった全15曲を収録!!

■徳永暁人 self cover AL『Route109 2nd Blvd.』
GZCA-5316/¥3,000+税

【収録内容】 (※カッコ内はオリジナル楽曲アーティスト名)
01.Stand Up(倉木麻衣)
02.迷図(となりの坂田。(浦島坂田船))
03.Don’t you wanna see me (oh) tonight(滴草由実)
04.フォトグラフ(ZARD)
05.Wake me up(倉木麻衣)
06.¡Hola! ¡Hola! ¡Hola! (TFG)
07.まぜるなきけん(植田真梨恵)
08.Have a good time! (スパークリング☆ポイント)
09.ORDER(BAND-MAID)
10.Just wanna be(WAG)
11.grand blue(北原愛子)
12.夏の恋はいつもドラマティック(SARD UNDERGROUND)
13.stay young(the★tambourines)
14.ジューンブライド~あなたしか見えない~(三枝夕夏IN db)
15.Winter Bells(倉木麻衣)

●Profile
東京音楽大学在学中より作編曲家、ベーシストとして活動をスタート。ロック、ポップスを主体に、様々なアーティスト等への楽曲提供をしなが
ら、時にはクラシック調を含む「ドラゴンボール」等の映画、TV の劇伴音楽まで幅広い領域の音楽を制作・発表。
B’z・ZARD・倉木麻衣・大黒摩季 等、数多くのアーティストへの楽曲提供、及びライブサポートベーシストとしても活動。本人の作るデモテー
プでのコーラスワークには定評があり、コーラス参加の作品も多い。
2004 年に大田紳一郎(Vo&Gt)・吉本大樹(Vo)とともに3 ピース・ボーカル・バンド「doa」を結成。doa ではボーカル&ベースのみならず、プ
ログラミング、ピアノ、オルガン、ギター、マンドリン、パーカッション等、数多くのセクションも担当している。
ミュージシャンとしての活動の傍ら、2016 年4 月より大阪音楽大学ミュージッククリエーション専攻の特任教授として教壇に立っている。

●主な提供楽曲
作編曲:ZARD『永遠』、倉木麻衣『渡月橋 ~君 想ふ~』・『Stand Up』・『Winter Bells』・『Feel fine!』・『明日へ架ける橋』
編曲( 松本孝弘氏、稲葉浩志氏と共同): B’z『ultra soul』・『Calling』・『Liar! Liar!』・『SURVIVE』・『愛のバクダン』・『OCEAN』・『衝動』

●主な作品参加アーティスト(順不同)
B'z、松本孝弘、稲葉浩志、ZARD、TUBE、大黒摩季、チャングンソク、FIELD OF VIEW、DEEN、倉木麻衣、BREAKERZ、上木彩矢、MISIA、KAT-TUN、森進一、
TMG、Shane Gaalaas、小松未歩、Fayray、T-BOLAN、宇徳敬子、TWINZER、中谷美紀、May J、DIMENSION、野呂一生、Tina、and more

■OFFICIAL WEBSITE
https://d-o-a.jp/


2022年12月29日(木)

新山詩織デビュー10周年公演、大盛況で終了!来春サブスク解禁&アニバーサリー企画盤発表!

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新山詩織 10th Anniversary live 〜My Roots〜
2022.12.12(月) at 神田明神ホール ライブレポート


今年2022年12月12日にデビュー10周年を迎えたシンガーソングライター新山詩織。作品をコンスタントにリリース、並行して数多くのライブ活動やイベント出演を展開し、着実にキャリアを積み重ねていった彼女。しかし2018年、突如アーティスト活動を休止。「音楽とは異なる新たな夢にチャレンジしてみたい」という決断だった。そして昨年、約3年に及ぶその旅を終え、音楽シーンに復帰。活動休止中には音楽から離れ、福祉系の専門学校に通っていたという彼女。自らの人生と誠実に向き合い、常に挑み続けてきた彼女の10年は、凡庸な生き方では決して体験できない濃密な時間だったに違いない。
そうして辿り着いたデビュー10周年記念ライブは、これまでの人生経験により導き出した答えを示すかのような、終始「自分らしくいること」を貫いた潔いステージだった。

ライブ本編前に同じ会場で行われた初のオフィシャルファンクラブイベントのアットホームな空気がそのまま残る中、開演前の場内には恒例となった新山選曲のBGMが流れていた。この日は、ニール・ヤング、The Jam、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT他、男性縛りの選曲になっていた(新山自身のツイッターで全曲リストを公開)。ステージ後方の巨大スクリーンには黒地に白文字で、「My Roots」と直筆で記されたライブロゴが掲げられている。それ以外は目立ったオブジェなどは置かれず、楽器だけが並べられたシンプルなステージセットだ。定刻を迎え、場内が暗転。スクリーンが灯り、学生時代に自己表現が上手くできず思い苦しんでいた頃、心の拠り所としていたギターと歌のこと。そこからデビューに至った経緯を振り返った映像が、新山の語りと共に映し出された。そして静寂の中、中央に立つ新山にスポットライトが当たり、アコギの弾き語りにより「Don’t Cry」の一声から1曲目がスタート。今この瞬間、自分の中に沸る情熱をぶつけるかのような剥き出しの歌声が満場のホールに放たれた。まさにアーティスト・新山詩織の存在証明のような幕開けだ。2曲目のイントロで「今日は集まっていただきありがとうございます。最後まで楽しんでいきましょう!」と笑顔で挨拶すると、1stアルバムからのナンバー『「大丈夫」だって』をドロップ。軽快なサウンドにバッチリ揃った客席一面のクラップも心弾んで聴こえる。

「初の神田明神ホールでのライブ。今日はバンドセットでのライブということで楽しみにしていました。皆さんに会えるのもすごく嬉しいです。本当に本当にありがとうございます。今日は10周年を記念したライブということで、新旧問わずの選曲になっているので、色々思い出しながら最後まで楽しんでもらえたらなと思います。」

1st MCの後は2ndアルバムから2曲、ライブでは久々の演奏となった「好きなのに」、ファンや家族や友人の存在によって自分を肯定できるようになった20歳前夜の思いが綴られた「Hello」を披露。「Hello」のエンディングでは新山のリードによって会場全体が頭上で腕を左右に振り一体感を高めていった。続いて、ドラム・上原俊亮(同じくこのライブに参加しているベース森光奏太と『dawgss(ドーグス)』というデュオで先日デビュー)のカウントを合図に青空を想起させる鮮やかな照明に切り替わって、最新アルバム『I’m Here』収録曲の「New」へ。シンプルなリフをベースに、キャッチーな歌メロが駆け抜けていく快活なバンドサウンドが心地良い。彼女の新たな心の芽生えを感じられる特別な一曲に対して、エールさながらオーディエンスが鳴らす手拍子も一層大きく響き渡っていた。
大いに盛り上がった後は一転、ピアノ・和久井沙良(先日ソロアルバムを発表)と2人だけのアコースティックコーナーへ。まずは復帰後最初に発表された「Smile for you」を和久井の伴奏に乗って丁寧に歌い上げた。さらにジャジーで芳醇なピアノソロを挟み、新山と和久井で届けられたのはYUIのカバー「It’s happy line」。この夏アコースティックライブツアーで全国を一緒に回った二人は、細かい感情の起伏までぴったり寄り添わせながら、リリカルな世界を見事に描いていった。もう一曲、他のバンドメンバーも加わり披露したカバーはThe Birthdayの「涙がこぼれそう」。愛用のテレキャスターを掻き鳴らしながら実に楽しそうに歌う新山は、最も素に近い彼女本来の姿なのかもしれない。

「YUIさんとThe Birthdayは私にとってのヒーローというか、本当にMy Rootsで。中学時代、高校時代からずっと聴き続けてきた方達です。本当に本当に心から尊敬している、大好きな人たちの曲をここで皆さんに聴いていただけてすごく幸せでした。
そして、次のオリジナル曲はライブではもう何度も歌ってきたお馴染みの曲。今日この場で皆さんに届けられたらと思います。」

そう語り、デビュー曲よりも前に歌詞を書いたという思い入れの深い曲「Looking to the sky」を熱唱。新山の歌に呼応し合うイシイトモキのエモーショナルなギターソロも聴き所となった。
その後ライブ中盤は復帰後に発表された3曲を配置。盟友・山崎あおいとのコラボ作「Free」では持ち前の透明感と温かみ溢れる歌声を響かせ、自身にとっての究極のラブソングという「ミルクティー」ではこの曲が生まれた礎にもなっているファンに向けて優しく語りかけるように歌い、そしてコロナ禍に誕生したという「Do you love me?」では客席との心の距離をより一層縮めたハートフルな時間を紡いでいった。
終盤は、未来への決意表明とも取れる映像に続いて、10年前の今日発表したアーティストデビュー曲「だからさ」を、あの頃よりも逞しくなった歌声で堂々と歌い上げた。さらに「帰り道」「絶対」と、運命が動き出す瞬間の生々しい感情をぶつけた2曲を熱く届け、ラストはロックナンバー「Everybody say yeah」を披露。ここまでじっくり聴かせる楽曲が多かったが、最後は「行けますか? もっと行けますか?」と激しくアジテートするなど一気にロックモードに転換。この日のクライマックスを迎え、盛大に本編の幕を閉じた。

高揚感が立ち込めるフロアにすぐさま起こったアンコールのクラップに応え、1人でステージに戻ってきた新山。はにかんだ笑顔は十代の頃と変わらない愛らしさがあり、ふとした仕草にも飾らない彼女らしさが溢れている。
深々とお辞儀をして改めて感謝の想いを伝え、そして来春にサブスク解禁と、アニバーサリー企画盤をリリースすることを発表。アニバーサリー企画盤収録予定の新録のうち数曲をベースの森光奏太がアレンジを担当、今回のバンドメンバーがレコーディングに参加したことを告げると、客席から喜びの拍手が湧き上がった。

「感謝しきれないくらいの『ありがとう』が、今私の中に溢れています。4月にメジャーデビュー日が控えていますが、そこに繋げられるように最後はデビュー曲で終わりたいと思います。」

自身のルーツをテーマにしたセットリストを締めくくったのは、ライブのラストソングとして定番化しつつあるメジャーデビュー曲「ゆれるユレル」。多くを語らずとも、10周年を迎えた万感の想いは、バンドと渾然一体となった気迫溢れる歌声から十分伝わってきた。アニバーサリーだからといって豪華な演出を施すこともなく、感慨を述べる特別なMCが用意されているわけでもなく、ただただシンプルに歌と演奏で「ありのままの今」を届ける、そんな彼女らしい節目のライブはこうして幕を閉じた。
復帰から来年4月で丸2年。音楽以外の社会勉強も重ね成長した彼女だが、これからも人間として、女性として、まだまだ沢山の経験を積んで行くことだろう。その度にどんな作品を作り、歌っていくのか。シンプルゆえにアーティストとしての本質が浮き彫りになった直球勝負のステージを目の当たりにし、今後更なる進化に期待が高まった。


新山詩織 10th Anniversary live 〜My Roots〜ライブレポート
2022.12.12(月) at 神田明神ホール セットリスト


1.Don’t Cry
2.「大丈夫」だって
3.好きなのに
4.Hello
5.New
6.Smile for you
7.It’s happy line(YUIカバー)
8.涙がこぼれそう(The Birthdayカバー)
9.Looking to the sky
10.Free
11.ミルクティー
12.Do you love me?
13.だからさ
14.帰り道
15.絶対
16.Everybody say yeah
En.ゆれるユレル

サポートメンバー〜
森光奏太(ba)
上原俊亮(dr)
イシイトモキ(gt)
和久井沙良(key)

★新山詩織イベント出演情報
「東京オートサロン2023」ライブステージへの出演決定!
https://niiyama-shiori.com/news/index.html
TOKYO AUTO SALON 2023 “AUTO SALON SPECIAL LIVE“
新山詩織 出演日:2023年 1月15日(日) 
会場:幕張メッセ イベントホール
※TOKYO AUTO SALON入場券(3,000円/税込)で観覧できます。

★新山詩織 OFFICIAL SITE
http://niiyama-shiori.com/