リリース・ライブ情報♪

2020年11月18日(水)

大黒摩季 10ヶ月連続配信の新曲を収録した2年ぶり オリジナル・アルバム「 PHOENIX 」を12月23日(水) 発売!

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2020年世界中がコロナ禍に喘ぐ中、自他ともに認める“ 逆境に強い女 ” 大黒摩季が
その憂いと不条理を跳ね返すが如く、よりハイパーにカラフルに放つ極上のポジティブSongs!!

同年3月より10ヶ月連続配信リリースとなったシングル12曲+ボーナストラック1曲からなる全13曲を収録!! 特大A4サイズのBIG盤は豪華写真集仕様、更に
 ツアー「 MUSIC MUSCLE TOUR2019 」の2枚組DVD、特典満載のシリアルナンバー付き。

ジャケットは、写真家レスリー・キーが過去・現在・未来の「 PHOENIX 」をモチーフに
13篇の物語として撮り下ろされた ” 不死鳥伝説 “ を描く一大絵巻!

2020年、新型コロナウィルス感染に揺れた音楽業界で、コンサート中止後も生配信番組やライブ生配信、
3月よりこの12月まで続く10ヶ月連続の新曲配信リリースと、例年より一層精力的な活動を続けて来た大黒摩季が、その配信シングル全曲を完全収録した2年ぶりのオリジナル・アルバム「PHOENIX」を12月23日(水)に発売する。

大黒は、3月に予定されていた名古屋ウィメンズマラソン 2020のイベントが残念ながら急遽中止となり、その公式応援ソングだった「Let’s☆Go!! Girls💋」を3月に配信リリースしたのをきっかけに、4月は同じく中止となったIJIMEQUEST415 のテーマソング「RAINBOW QUEST〜僕らはピース☮メイト〜」を配信リリースし、その後も毎月、配信によって新曲という名のメッセージをファンに届け続けて来た。そして、年内いっぱい12月まで10ヶ月連続を目指すという。

今作は2020年、その連続配信をして来た作品を集めたオール新作のオリジナル・アルバムとなる。
また、各曲ごとに豪華なゲストアーティスト・ミュージシャンが多数参加、そのサウンドを華やかに盛り立てている。

< 全曲紹介 >
1曲目、連続配信最初の曲として3月にリリースされた「Let’s☆Go!! Girls💋」は、名古屋ウィメンズマラソン 2020の公式応援ソングとして書き下ろされたもの。このアルバムのKey Manともいえるサウンド・プロデューサーYoheyにより、マラソンランナーが苦しい時間帯にもうひと踏ん張り走り抜けられるように、軽快なアップテンポのデジタルROCKサウンドとなっており、歌詞の冒頭から『 Hi☆女子達 目覚める時が来たわ 』と始まり、変わりたいのに変われない、悩みながらも日々と戦う女性達・女心を持つLGBTQへ向けての華やかなエールSongに仕上がった。
ゲストミュージシャンは昨年、第5期として再始動したWANDSから、第1期、第2期のメンバーでもあるギターの柴崎浩が参加している。

2曲目の「RAINBOW QUEST〜僕らはピース☮メイト〜」は、サウンド・プロデューサーに光永亮太を迎え、アレンジャーには大黒と同郷でもあり、彼女が生粋のSOUL MANと敬愛するミトカツユキ。Vocal・コーラスには現在公演中のミュージカルRENTにてコリンズ役を熱演中の光永泰一朗。公私ともに大黒の癒し&Relaxブラザーズであり、LOVE & PEACE溢れるメンバーが集結し昨年、いじめ撲滅キャンペーン“IJIMEQUEST415”のテーマソングとして書き下ろされたもの。いじめによって心を閉ざしてしまった子供たちに、音楽と挨拶を通して愛ある人達と繋がるきっかけを作ろう!というテーマで書かれた歌詞は、世界中の国々の挨拶で綴られ、「こんにちは。」を言えたら相手は必ず答えてくれる、そして「ありがとう。」が言えたら笑顔で繋がれる、という大黒らしいシンプルでPUREなポジティブメッセージが当事者である子供達の無邪気な声と共に溢れている。昨年開催されたイベントの際に一度、披露された。

3曲目の「OK」は、今年開催予定だったオリンピックに向けてリリースしようとしていた楽曲で、テレビ朝日「白の美術館」の番組中に制作された。アテネオリンピック・北京オリンピックを現地で体験した大黒が「メダルを獲得した勝者は、表玄関から胸を張り意気揚々と岐路につくけれど、ほんの少しの差で奇しくもメダルを逃し、入賞したのにも関わらず申し訳なさそうに静かに会場を後にする選手たちを何度か見つめていたら、世界に挑んだだけで凄いことなのに!あなたは本当に素晴らしいのに!と涙が溢れてきて、音楽でバックハグしてあげたかったんです。」と、理想に挑むすべての人を讃える応援ソングとなった。
そこにこのコロナ禍で理想さえ奪われた人たちへのエールも盛り込まれた。

サウンドの方は、大黒が絶対なる信頼をおいている武部聡志をサウンド・プロデューサー&Pianoに、大黒が19歳の時にコーラスとして起用されて以来長年に渡り敬信するTUBEのギタリスト春畑道哉をはじめ、いぶし銀のリズム隊としてドラムには河村"カースケ"智康、ベースは美久月千晴。コーラス陣も錚々たる顔ぶれが並び、佐々木久美、AMAZONES、田中雪子、吉岡悠歩、土居康宏と、日本屈指のハイクラスなコーラス陣が名をつらね、大黒を含め8人のふくよかでSOUL溢れる豪華コーラス隊が織りなすゴスペル調のコーラスが声という絶対的な温もりで、彼女の言う“ 音楽でバックハグ ”を確かに表現している。挫折感や孤独感を抱擁するソウルフルなサウンドは圧巻だ。

4曲目は、これもオリンピックの公式種目となったサーフィンを応援しようと、海を愛するアーティスト・ミュージシャン達を集め展開してきたプロジェクト“Surf in MUSIC”のテーマソングとして作られた「Shaka♬シャカ You’ll be all right」。この曲も、大黒Brothers若頭である光永亮太がサウンド・プロデューサー&Acoustic Guitar を務め、ドラムには河村"カースケ"智康、大黒の海系ラテンSoundを多く支えてきたオルケスタ・デ・ラ・ルス初期メンバーの澤田浩史、キーボードにはツアーメンバー・バンドマスターでもあり、そのジャンルレスでマルチなPlayとcleverなサウンドMakeで大黒が絶大なる信頼を寄せる柴田敏孝。ギターには正にサーフィンをしに行った時に出会ったというSPiCYSOLのAKUN。

Vocal陣にはリアルSurferのミュージシャン&アーティストが集結!! Skoop On SomebodyのTAKE、SPiCYSOLのKENNY、東田トモヒロ、女性陣も華やかにLeyona、Lisa Halim、大黒摩季ら海、サーフィンを愛してやまないアーティストがゲスト・ボーカルとして参加した。さらに、Rapには、同い年で、大黒が戦友&同志&太陽サウンドと敬愛するGAKU-MC、WATARUも参加。コロナ禍だからこそ短い期間で集まれたと言っても過言ではないミラクルなキャスティングで、最高の海系サウンドが仕上がった。
そこにこの曲もまた、このコロナ禍を乗り越えて行くためにどんな心持ちでいるべきか、との思いから新たな歌詞が盛り込まれ、「 You’ll be all right 」「 Everything is all right 」と皆で歌うことでポジティブなSoulが言霊となればいい。こんなはずじゃなかったと思うより、きっと大丈夫、苦しんだ分この先はきっと良くなる☆彡と思いながら生きてこうね、という50歳になり包容力の増した大黒の柔らかく普遍的なメッセージが込められた。

5曲目は、7月に配信された「GET YOUR WAVE」。前曲と同じく大黒がこよなく愛するサーフィンへのエールとして、更に競技として、“ 戦うサーフィン ”をテーマに『 母国で何とか勝たせたい! 』という思いで冒頭の歌詞も、「 一生に一度は すべてを懸けて 闘うべき時がある 」と始まり、アトランタオリンピックのNHK放送テーマソングの“ 熱くなれ ”を筆頭に、大黒の真骨頂ともいえる闘争心を掻き立てる熱いスーパーポジティブ用語が網羅され、「 もがき続けた先に 必ず答えは見つかる 」、邪念を振り払い「 あるもの全部巻き込んで 超絶BIGな波になれ!! 」と鼓舞し続ける。

この曲もサウンド・プロデューサーYohey が現代のハイパーなリズムトラックに、80年代Hardロックを彷彿とさせる骨太で男性的・野性的なサウンドをMIXし、正に“ 勝負曲 ”に仕上がった。
ミュージシャンも一層ゴージャスでTough&骨太なギターは、グラミーBANDでありスラッシュメタルを一躍世界に広めた “ Megadeth ”のギタリスト、Marty Friedmanが正に「 そのもの 」を弾き上げ、オルガンには80年代Hardロックを世界をまたにかけON TIMEで体感してきた小島良喜が参加。バリトンサックスを中心とするパワフルなブラスセクションには、ツアーメンバーでもあり近年のヒットメーカーの殆どにかかわり最早スターSax playerでもある竹上良成と本間将人。コーラスには90年代ビーイング・サウンドのロック・コーラスの代表・生沢佑一、さらに徳永暁人(doa)、そこに第5期WANDSのボーカルを務める上原大史が参加。エンディングにかけてロッカー三人+大黒のフェイクバトルは壮絶且つ華麗に絡み合い、闘争心・熱い本能を掻き立てる。

6曲目の「Dee Dee Dee Dee Deeper Love 〜恋のソーシャルディスタンス~ feat. TOUMA ROSE」は、Stay Home・活動自粛が続いたこのコロナ禍で、恋愛のチャンスはもとより恋する場を奪われた切ない状況を、音楽という想像の世界で十二分に甘く甘美なラブソングとして繰り広げ、フラストレーションを解消しましょう!このソーシャルディスタンスをいっそ逆手にとって極プラトニックな更に恋心を燃え上らせるスパイスにしてしまおう!という最早、大黒摩季の鉄板とも言える “ ネガポジ変換LOVEソング ” となった。その恋人役として起用されたのは、モデル・俳優・タレントなどもこなし、ネット配信された話題の恋愛リアリティー番組「バチェロレッテ・ジャパン」に出演、現在人気急上昇中のラテンPOPアーティスト・當間ローズ。

海外渡航が世界的に禁止されてしまったことから背景は南国のハイリゾートホテル、ビーチやプールサイドでときめき合う二人が織りなす恋の機微を、詳細に展開する歌詞とサウンドで表現したデュエット曲。今回のアルバムの多くの曲のサウンド・プロデュースを担当したYoheyが刻々と変化する恋心をリズムトラックを屈指して表現して行くのをデフォルメする秀逸なBackingギターは、昨年のバースデーライブで出会い大黒がギターの東急ハンズ!超絶技巧すぎる天才!!と称える伊藤ハルトシ。ソリッドなリズムを刻みながらも叙情的でEmotionalなラテンギターPlayはギタリストには必聴もの。そして當間ローズの純正ラテンの血が搭載された甘く情熱的な声と、これまであまり登場していない大黒摩季のハスキーで透明感のあるミドルVoiceが絡み合い、二人のSexyなヴォーカルWorkと共に大黒摩季の新しいスタイルのラテン・サウンドが完成された。また、ソーシャルディスタンスを保ち、飛沫防止のために使われるパーテーションをあえて使用した、触れたいのに触れられない極際プラトニックなLiveパフォーマンスは、この時代の産物と言えるだろう。

7曲目の「Pray for you ~ 7月のélégie ~」は、「Dee Dee Dee Dee Deeper Love 〜恋のソーシャルディスタンス ~ feat. TOUMA ROSE」と同時に8月同時配信リリースされ、7月初めに降り始まり甚大な被害をもたらした令和2年7月豪雨により、九州地方をはじめ全国的に多くの河川が氾濫し、九州・熊本県の球磨川が決壊する瞬間をニュースで見ていた大黒は、平成28年熊本地震でボランティアとして現地に行って以来熊本県とは深いつながりを持ち続けていたために、コロナ禍で東京から移動すらできず、祈るしかない、という状況に泣き続け、気づけば「Pray for you」のピアノPlayとメロディーを繰り返し弾き歌っていたという。そしてまた同7月中旬に大黒の光の様な存在だった青年が突然亡くなり、泣き続けたこの日々を“ 7月のélégie ”として、雨と涙を表現すべく繊細且つSensitiveなサウンドと切々と歌うナイーブなVocal workはこれもまた、大黒摩季の新たな魅力の開花と言える。

サウンド・プロデュースは同じくYohey 。2010年、13枚目のオリジナルアルバム『すっぴん』で、ファンにとっては神曲である「LIFE 〜episodeVII 挫折〜」も彼の作品であり、大黒Yohey のどんなにPOPな曲でもどこかで必ず香り立つ“ 切なさ ”が魅力だという。この曲のシンプルでありながら、水彩画のように滲みながら静かに展開する世界観と、むせび泣くTOKUのフリューゲルホルンが、聞く者の心を潤し、心の深くで溜まった涙を静かに流してくれる美音バラードとなった。

8曲目「PHOENIX」は、コロナ禍で一度延期〜中止、10月から再開したツアーのタイトル曲として制作された曲。自粛や規制で萎縮してしまった心を解き放つために、この長きに渡る目に見えないものとの静かなる闘いの日々を生き抜くエナジーと願う力を届けるために、自ら火の中に飛び込み、そして甦る不死鳥「PHOENIX」となってファンの心を守る、という強烈なメッセージが込められている。

サウンド・プロデュースはYohey。トラックMakingが得意とされながらも、楽器への愛情溢れるアレンジメントには定評があり、ツアーのタイトル曲である同曲は大黒の人間臭さ・血・熱・肌感を表現するためにベーシックリズムは生セッションレコーディングとした。ドラムは平陸、大黒のツアーメンバーでもあり17歳の頃から刺激し合い、近年では天才少年として評価された絶対的な技術に情感的なグルーヴが加わり、この「PHOENIX」の正義的な強さと一途さをHumanなリズムで支えている。ベースは、山口寛雄。自身が作詞・作曲・編曲・プロデュースをこなすマルチプレイヤーでもあるからか、この曲の絵画的な色味・ブレない意志・魂・ストーリーなど、楽曲が成す世界観をしっかりと捉えたEmotionalなベースPlayは圧巻。ギターは伊藤ハルトシ。チェリストとしても有名な伊藤ならではの抑揚と情感、そこにこの曲のスケッチとなっっている80年代後半~90年代初頭のアメリカンROCKギターの名フレーズのオマージュをふんだんに含んだ“ 泣きのギター ”ソロもまた絶品だ。

9曲目の「WE ARE THE LOVE 〜dedicated to J & L〜」は、今回のジャケット撮影を依頼した写真家Leslie Keeが、多くの困難を乗り越えてパートナー Joshua Ogg (サブ・タイトルの“J & L”は彼らのイニシャルに由来)さんとのパートナーシップ証明書を渋谷区から受け取り同性婚を果たしたという話を聞き、感動した大黒が彼らにウェディングPresentとして贈った8分にも及ぶ壮大なラブソング。全編英詞となっているが、これは彼らがこれまで交わしてきた言葉の数々を何かのフレーズにのせて欲しいと大黒へ送り、その言葉を読み上げるうちにこの曲のメロディーが溢れ出て、瞬く間に楽曲が完成するというミラクルを大切にしたい、彼らの言語で歌ってあげたい、との思いからJ & Lが作詞を担当し、今回再びデュエットとして起用された當間ローズと大黒によって、メロディーにのせられた。日本語訳もまた、彼らの想いをフルに受け止めた當間ローズと大黒が、結ばれるまでの心の機微やその行間にある柔らかな感情を日本語として表現し直したもの。8月の配信曲「Dee Dee Dee Dee Deeper Love 〜恋のソーシャルディスタンス~ feat. TOUMA ROSE」でデュエットしてからの再登場ともあって、二人のデュエットWorkは一層完成度を増し、全世界で活躍するレスリー・キーより世界レベルの名デュエットだと言わしめた。これもまた大黒にとって新たな挑戦でもあった全編ウィスパー~ミドルVoice~ファルセットで構成される所謂「 張り芸 」の殆どない柔らかで優和な歌声は新境地である。

サウンド・プロデュースはYohey。これまで、この様な壮大なバラードアレンジはオーケストラアレンジを得意とするベテランプロデューサーを起用していた大黒だったが、今アルバムで多数タッグを組み若手ながらもコンポーザーとしての頭角を現して来たYoheyに依頼。アカデミックな情感とジャンルレスでソリッドなリズムWorkが定評の金原千恵子ストリングスを自在に優美に導くストリングスアレンジは世代と時代を超えた。そして楽曲の全編を彩るピアノは、11月22日に行われるLeslie Keeの結婚パーティの音楽監督も務める武部聡志。本来ならば武部聡志が監修のもとYoheyがトラックMakeをする、それが常ではあるが武部聡志がピアニストに徹し、レスリーとジョシュアへの愛情と祝福を込めたというスペシャルPlayとこの逆転キャスティングが生んだ新世界は荘厳ともいえる。また、この日は大黒摩季&當間ローズもこの曲を初披露することとなっており、その模様はLIVE LOVERS で生ライブ配信される。『 この曲を聴いて、そして歌うと、これほどに愛の脆さや痛みを知って閉ざしている私でも愛の素晴らしさを思い起こして、もう一度誰かを深く愛してみたくなった。二度と結婚しないと決めていたのに、気づいたらもしチャンスがあれば結婚してみたい、なんて思える愛から生まれて愛が溢れる素晴らしい曲です。』そう、明け透けに語る大黒の曇りのない笑顔が印象的だ。

10曲目の「SISTER💄 SISTER🌹 SISTER💋」は、中止になった4月からの全国ツアーの各公演日ごとに行った生配信のゲストとして呼んで以来、親交が深まったものまねアーティストの荒牧陽子と翔子をゲストに迎え、女子3人ユニットの如く軽快に歌った楽曲。二人がいつか摩季さんの曲でヴォーカリストとして歌うのが夢だと聞いて、常に“ 今すぐGirl ”の大黒が『 じゃあ、今!叶えちゃおうよ! 』と11月配信シングル&アルバム曲としてこの度書き下ろされたもの。本人曰く、「 私は、肉食系長女」、「 私は、ちょっと変色系の二女で 」、「 三女の私、天然草食系で 」って自己紹介から始まる歌詞なんて初めてです!(笑)、という様にキャッチーなフレーズWorkは聞く&歌う人を無条件に楽しくさせるParty Tune。

サウンド・プロデュースはYohey。ギターはリズムを自由自在に操る奇才、伊藤ハルトシ。サックスだけの個性的でタイトなブラスセクションは竹上良成がすべて一人で重ねているもの。80年代ディスコ・サウンドをモチーフにソウルフル&Funkyなアレンジメントは年末に向けて、コロナ禍で沈む気持ちを仲間と一緒に歌って開こう!女子会・おネエ会で盛り上がって欲しい!三人って少人数ならカラオケも大丈夫だしね!ということで、きらびやかにCuteにそしてパワフルな光感の中で三人の声が転がる。どのフレーズを誰が歌っているのかをわからなくしちゃおう♪と大黒の悪戯心でメインボーカルさえも三人が入り乱れているので、誰がどこを歌っているのかを当ててみるのも面白そうだ♪

11曲目は、往年の大黒摩季好きな女子にはたまらない、捻じれた恋愛心情・こじらせ女子の本音を歌った「純粋な人」。楽曲制作的には、YouTubeの生配信の際、doaの徳永暁人と竹上良成がゲストでネットユーザーとその場で作曲してみよう!という回で、2曲目に手掛けた曲。大黒のネタ帳から竹上が摩季蔵らしい捻じれ系の歌詞に関係ないくらいのPOPなサウンドをつけるとシュールだね、ということで歌詞先行で作られたが、完成に至らず。しかしその歌詞を気に入ったサウンド・プロデューサーのYoheyが、歌詞先行で作曲、得意とするHip-Hopに英語の仮歌が入っていたものを、負けず嫌いな大黒が完璧に日本語をのせきった。存在感を示さず切なさを音色でバッキングするギターは、伊藤ハルトシ。コーラスにはYoheyの強い要望もあり、急遽再び當間ローズが起用され、これまでの情熱的なVocalイメージから一転、切ない片思いを包み込むような甘くWarmlyな低音の魅力が新たに開花した。今回、Yoheyの参加によって、Hip-Hop ・R&B、POP・ROCK・DISCO・エレクトリック・オルタナティブ…、そしてバラードと、これまで以上のミクスチャーSoundとジャンルレスとなり、各曲に大黒摩季の新しいColorと世界観が生まれたといっても過言ではない。

ラスト12曲目の「走れ!走れ!走れ!」は、コロナ禍によって世界中の人々が苦しめられた2020年を総括するように、「 世界は、日本は、これからどうなるの? 息をひそめ怯えたまま生きるの? 」、「 新型コロナは進化を続けていて ただ 化学者任せで時を待っている だから一層 長いんだ 」と楽曲は始まる。そこから、2020年を嘆き忘れてしまいたい年にするのではなく、ここからこれを踏み台にして新しい未来へ向けて走って行こうよ!待つ時間は長くて重いから、やりたいこと目標に向かって前のめりで走って行けば、時は短く感じるよね!私にとっては相当実り&出会い多き素晴らしい2020年だから!という純度の高いポジティブMind一色で作られたストレートな作品。

サウンド・プロデュースはYoheyを師と仰ぎ、そのレコーディングを見学&アシスタントとして来ていた
アサイリョウタ。Yoheyに制作する楽曲のイメージを伝えた際に、実はYoheyよりアサイも同じテーマで作ってみるよう指示が出ていたらしく、実はこの曲、1曲目の「Let’s☆Go!! Girls💋」のスピンオフ作品だったそうだ。よって多くのYohey作品の裏にまたもう一曲ずつ別作品が存在するという、これもまた新たな制作スタイルが生まれたのである。ギターは長きに渡り大黒のツアーメンバーであり、最早大黒ROCKの要となっている原田喧太。コーラスには、同じくツアーメンバーであり大黒のボイストレーナーでもある原田由佳。そして、今となってはライブでの大合唱が望めない時世ながら、いつかまたその時がきたら大合唱したくなる、オーディエンスシーンを描こうということで、一途で真っ直ぐな声役として大黒が教える専門学校の生徒らが、快活に歌っている。アルバムのラストに相応しく、そして12月23日リリース、ハイパーな年末に向かう入口だからこそ活きてくる、希望感と青春感溢れるハイパー作品に仕上がった。

13曲目(ボーナストラック)「Sharely Christmas」、この曲は、誰もがサンタクロースの衣装を着て楽しく走り、チャリティーとして国内の病気と闘う子どもたちへクリスマスプレゼントを届ける&海外の貧困に苦しむ子どもたちを応援する、という目的で2019年末に行われた「 東京グレートサンタラン 」のテーマソング「 サンタラン🎅Run♪Run♪ 」を大黒が書き下ろし、更に病院にいる子供たちが院内にある物やおもちゃなどを楽器にして、合奏できるようにと自らGiftソングとして同イベントにクリスマスプレゼントとして贈ったもの。

サウンドプロデュースと様々な楽器演奏は、doaの徳永暁人と大黒が担当。トライアングルやカスタネット、縦笛などの学校から支給される簡易的な楽器をはじめ、病室や病院内にありそうなコップやグラス・おもちゃのピアノ・ジュースの缶・チップスのケース・ゴミ箱・スーツケース・棚・床・パイプ椅子…etc.など目につくものを片っ端から、徳永と大黒がまるで子供の様に無邪気にレコーディングして行き、歌詞のほうも「 サンタクロース待つ時間は長過ぎるから 振り向きたくなる様な 楽しい音 鳴らそう 」、「 はずかしがりはリズムを出して おしゃべりが苦手なら ハミングすればいい 」、と優しく子供たちに語り掛け、胸を痛めながら見守る親たちへも「 笑顔と願いを持ち寄って 愛を繋ごう 」と不安や心配の尽きない心を包み込む大黒のソフトな歌声もまた、真新しい。聖なるコーラス隊には徳永暁人・原田由佳・大黒摩季、子供コーラスは、リアルにスタッフや某幼稚園の3~5歳児達と、原田由佳の息子とその同級生など6~10歳の少年達、総勢20名ほどの子供たちが熱演。
どこかへ出かけて華やかなクリスマスを過ごせないこのコロナ禍で、病院で静かに過ごす子供達をはじめ、一般家庭でも家族が一緒に合奏をして気づけば“ 一つ ”になれる曲。そしてストレスの尽きないこの時期だからこそ大人達へも優しく頗るPureな歌声とサウンドで、心洗うSweet Christmasにして貰えたらとの願いを込めて、このアルバムにボーナストラックとして収録された。

こうして、それぞれの曲に2020年の大黒摩季が毎月感じてきたそれぞれの想いが込められ刻まれ、またそこに同調するアーティストやミュージシャンが集結し、更にその世界を大きく広げる、という本来あるべきクリエイティブのPositiveサイクル。それが中々できなくなっていたこのコロナ禍に、なぜ大黒はまるで水を得た魚の様にむしろ自由に泳いでいるのか。世の中の各分野にわたって、いろいろな変革が求められた今年、立ち止まったり、方向転換を図ったりせざるを得ない状況に追い込まれることが多い中、むしろその変革や方向転換を面白がり柔軟に乗り込んでいるように見えるのは自分だけだろうか。只ひたすらに音楽を追い求め、世の中を見つめ、ファンを見つめ、ブレずに走り抜けた大黒摩季の1年が凝縮されたこのアルバム。私はカリスマでもなければ、そうなりたくもない、常に聴く人達と同じ高さで一緒に歩く道すがらお互いを鼓舞したり支え合ったりするための歌を作ってゆくだけ、と50歳を迎え音楽をひたすら追い求めた少女の頃のPureな感性に戻っているという。

大黒本人から言わせれば前作 “ LOVE MUSCLE “ も人生最高傑作!と思っていたけど、今回はそれを超えた人生最高傑作!!つまり自分のコースレコードを記録更新し続けられている、今の自分が人生で一番好きだと言い切るのだから、驚いてしまう。波乱万丈な人生をすべて音楽に落とし込み、むしろ輝きを増して行く彼女自身が「PHOENIX」になっているようだ。2021年に向けて心を解き放ち、明日へ向かうためのエナジーと、どんな立場の人にでも一曲は共感できるカラフルな言葉たち、大黒摩季のファンへの愛が存分に詰まったこのスーパーPositiveアルバムは、この時代には確かに必聴だ。


2020年11月18日(水)

【AKIHIDE】 11/25リリースのアルバムから2曲先行配信スタート! 4週連続の配信ライブツアーも開催中!

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11月25日にリリースされるBREAKERZのギタリストAKIHIDEのソロ8枚目のアルバム「LOOP WORLD」より「LOOP WORLD」「樹海」の2曲の先行配信がスタートしました。

コロナ禍を経て生まれた今作は、“ループペダル”を駆使したAKIHIDEの独奏による楽曲で構成されているが、アルバムの発売に先駆け、BREAKERZのYouTubeチャンネルでは「AKIHIDE × ループペダルシリーズ」を展開中です。

実際にループペダルを使用して生演奏された映像は全編ロケ撮影で行われたもので、撮影シチュエーションやカメラワークなど、全てAKIHIDE監修によるもの。
今作のコンセプトが視覚からも感じられる仕上がりになっているので、アルバム発売前に是非とも触れてほしい。

また、11/14(土)より自身のプライベートスタジオ「MOON SIDE STUDIO」から4週続けてお送りする配信ライブツアーも好評開催中で、11/21(土)第二夜以降の視聴券は現在発売中。
第一夜のアーカイブ配信視聴券も11/20(金)まで発売中なので、初日の生配信を見逃した方も是非チェックしてほしい。

配信ライブツアーを経て、12月19日には、東京:大手町三井ホールにて待望の有観客ライブ開催も控えており、来週のアルバムリリース以降もAKIHIDEの動向から目が離せない!

AKIHIDE「LOOP WORLD」Promotion Movie
https://www.youtube.com/watch?v=Tx6q3blOQl4

AKIHIDE × ループペダルシリーズ
https://www.youtube.com/playlist?list=PLA8NVHgTSm2ckE8cZGKLB5jJoCi0-cOpP

●INFORMATION●
【Release】
AKIHIDE 8th ALBUM「LOOP WORLD」
2020.11.25 release!

特設サイト
http://akihide.com/special/loop_world/

■収録曲
M1 迷子の朝
M2 LOOP WORLD
M3 夜の獣
M4 樹海
M5 蛍火
M6 真夜中に咲く花
M7 New“Today”
M8 おかえり

※ボーナストラック(通常盤のみ収録)
M9 美しい瞳(from AKIHIDE MUSIC THEATER -星の還る場所- @ヒューリックホール東京)
M10 涙の海、越えて(from AKIHIDE MUSIC THEATER -星の還る場所- @ヒューリックホール東京)

<初回限定盤:2CD>
¥5,888(税込) / ZACL-9118~9119

・特典CD「In the “LOOP WORLD” -Best Selection-」付属
・「LOOP WORLD」コンセプトストーリーブック同梱
・オンラインアート展「Into the “ART WORLD”」 参加券封入

■特典CD 収録曲
M1 星祭りの夜に
M2 Lost
M3 RAIN MAN
M4 Moon Dancer
M5 星の王子さま
M6 蜘蛛の糸
M7 Lapis Lazuli
M8 メモリーフィッシュ


<通常盤:1CD>
¥3,000(税込) / ZACL-9120

・ボーナストラック2曲収録
・「LOOP WORLD」コンセプトストーリー(web版)アクセスコード付属
・ドキュメントムービー「From “DOCUMENTARY WORLD”」 視聴券封入

【LIVE】
AKIHIDE 1st 配信ライブツアー「LOOP WORLD」
11月14日(土)第一夜 -記憶の海-
11月21日(土)第二夜 -星月夜-
11月28日(土)第三夜 -樹海の夜-
12月5日(土)第四夜 -New “Today”-

配信時間
21:00開始予定(※22:00 終了予定)

配信メディア
イープラス「Streaming+」
https://eplus.jp/sf/streamingplus
※対応デバイス:スマートフォン、PC、タブレット

チケット
視聴券 ¥3,500(税込)
チケット販売中
※全公演アーカイブ配信あり

申し込みURL
https://eplus.jp/akihide-tour-st/
※ご利用には「e+(イープラス)」の会員登録が必要となります。


■AKIHIDE SPECIAL LIVE X’mas LOOP WORLD

2020年12月19日(土)
東京:大手町三井ホール

※サポートミュージシャン
Bass:砂山淳一
Perc:豊田稔
Key:小林岳五郎

1st stage
-白銀のクリスマス-
開場 15:00 / 開演 15:45

2nd stage
-真夜中のクリスマス-
開場 18:15 / 開演 19:00

チケット代金
指定席 7,500円(税込)
FC限定スペシャルグッズ付指定席 9,000円(税込)

チケット一般発売:11月28(土)~

※未就学児入場不可
※問い合わせ先:ディスクガレージ 050-5533-0888

■Total Information
AKIHIDE Official Site  http://akihide.com
AKIHIDE Official Twitter  https://twitter.com/AKIHIDE_RAINMAN

BREAKERZ Official Site http://breakerz-web.net/
BREAKERZ Official Twitter:@BRZofficial0725 http://twitter.com/BRZofficial0725
BREAKERZ Official Facebook:http://www.facebook.com/breakerz.official


2020年11月18日(水)

WANDS 最新配信ライブからニューアルバム『BURN THE SECRET』収録の人気曲 「賞味期限切れ I love you」映像を公開!

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10月28日にリリースしたニューアルバム『BURN THE SECRET』が好評を博す中開催された配信ライブ「WANDS Streaming Live〜BURN THE SECRET〜」から、「賞味期限切れ I love you」のライブ映像が公開された。
この配信ライブ、2日にわたってDay1、Day2が行われ、配信後には“WANDSのライブ、最高過ぎた!絶対観た方がいい!”“Day2を観るか悩んでる人がいたら絶対にチケット買った方がいい”と、アーカイブの視聴を勧めるコメントがSNSに飛び交い、何度も繰り返して視聴する人が続出する等、大絶賛されており、1曲とはいえ、今回のライブ映像公開に早くも多くの反響が寄せられている。

なお、配信ライブ「WANDS Streaming Live〜BURN THE SECRET〜」の模様は、「WANDS Streaming Live 〜BURN THE SECRET〜 Special Edition」として12月20日にCS放送ファミリー劇場での放送も決定!

さらに、WANDSのライブを生で体感出来る機会がついに到来!年末に開催されるCOUNTDOWN JAPAN 20/21への出演が本日発表されているのでチェックしたい。

昨年11月17日の再始動ライブでの劇的な復活を果たしてから1年。ノンストップで活動してきたWANDSの2020年はまだまだ熱い…! 2021年への期待も膨らむばかりだ。

■WANDS「賞味期限切れ I love you」
 From "WANDS Streaming Live〜BURN THE SECRET〜"
https://www.youtube.com/watch?v=XXdxhWgKXxU

■「WANDS Streaming Live 〜BURN THE SECRET〜 Special Edition」
放送局:CS放送 ファミリー劇場「ファミリー劇場 de ラグジュアリーLIVE」
日時:2020年12月20日 (日) 20:20〜
出演 WANDS
※10月31日 (土)・11月1日 (日)に行った配信ライブの厳選映像に、未公開部分を加えたファミリー劇場特別版を独占TV初放送!
▶番組視聴方法など、詳しくはこちら
 https://www.fami-geki.com/fami-live/

■COUNTDOWN JAPAN 20/21
日程:2020年12月27日(日)・29日(火)・30日(水)・31日(木)
会場:幕張メッセ国際展示場1~11ホール、イベントホール
※WANDSは12月31日に出演!
▶詳しくはこちら
 http://countdownjapan.jp/

WANDS最新情報はこちら
▶ WANDS Official Website https://wands-official.jp/


2020年11月10日(火)

SARD UNDERGROUND 初のホールライブ!!

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約9か月ぶりとなるライブ!
初の単独ホールライブで見せた確実な成長とZARDへのリスペクト!
大阪2公演を経て、約1年ぶりの東京公演へ!


10月7日にリリースした2ndトリビュートアルバム『ZARD tribute Ⅱ』が好評を博している新世代・ZARDトリビュートバンド“SARD UNDERGROUND”が、11月8日(日)、大阪・堂島リバーフォーラムでライブを行った。
デビュー以来、インストアイベントやライブイベントにも参加し、単独以外でも積極的にライブパフォーマンスを披露してきた彼女たちだが、もともと予定していたライブやインストアイベントは2月下旬から行うことが出来ず、ファンの前での演奏は実に9か月ぶりとなった。
この日の大阪公演は、当初1回のみの予定だったが、多くの反響があり、昼公演を追加した一日2公演を開催。「Good-bye My Loneliness」で始まったライブでは、最新アルバム『ZARD tribute Ⅱ』はもちろん、『ZARD tribute』収録のZARDの名曲たち、そしてZARD・坂井泉水の未公開詞により完成したSARD UNDERGROUNDのオリジナル楽曲を含めた全20曲を披露した。
今回、SARD UNDERGROUNDとしては初のホールツアーであり、単独でのホール公演も初めてだった彼女たちだが、万全の感染対策のもと集まったファンの前での久しぶりの演奏に感激もひとしお。それはファンにとっても同じで、終始、歓声代わりの大きな拍手がステージに送られていた。
その拍手は、ライブを開催してくれたことへの感謝であり、何よりも彼女たちの演奏、MC、その一挙一動から伝わってくるZARDへのリスペクトへの共感であり、前回よりも確実に成長した彼女たちのパフォーマンスを称えるものであったと思う。
ボーカル・神野友亜のボーカルの表現力はより多彩となり、ギター・赤坂美羽はZARD永遠のスタンダードナンバーを印象付けるギターソロの数々に挑み、ベース・杉岡泉美のベースは安定感を増してバンドサウンドを支え、キーボード・坂本ひろ美の奏でるより彩り豊かになった音色も華やかだ。また、ある種のサプライズでもあったのが、「あの微笑みを忘れないで」で聴かせたメンバー全員による見事なコーラスワーク。まだまだ完璧ではない。けれど、目にする度、耳にする度に確実な成長を感じさせるSARD UNDERGROUND。そこから、彼女たちの真摯でまっすぐで努力を惜しまない姿勢を垣間見て、また彼女たちを応援したくなった時間でもあった。
そして、残念ながらZARDのライブでは披露されることの無かった多くの名曲たちを、“ライブ”で楽しめる奇跡。SARD UNDERGROUNDによって「負けないで」や「揺れる想い」といったヒット曲だけでなく、隠れた名曲も含め、まだまだ多くの坂井泉水の“詞(ことば)”が今の時代に伝わる可能性が広がっているのだと実感する時間でもあった。
これからも彼女たちの成長と、奇跡を見たいと願う。
(TEXT:高橋真衣)

SARD UNDERGROUND LIVE TOUR 2020
●2020年11月8日(日) 堂島リバーフォーラム 終了
【追加公演】開場 13:00 / 開演 14:00 SOLD OUT!
【夜公演】開場 17:00 / 開演 18:00 SOLD OUT!
(問) キョードーインフォメーション TEL:0570-200-888

●2020年11月13日(金) ヒューリックホール東京 追加席販売決定
開場 18:00 / 開演 19:00
(問) H.I.P. TEL:03-3475-9999

全席指定
チケット料金:前売り ¥6,000 (税込) / 当日 ¥6,500 (税込)
※3歳以下入場不可、4歳以上チケット必要
※入場時ドリンク代別途必要
※学生割引 あり

詳しくはこちら http://sard-underground.jp/live.html

SARD UNDERGROUND
2nd トリビュートアルバム『ZARD tribute Ⅱ』

NOW ON SALE
【初回限定盤】CD+DVD GZCA-5299 ¥4,500+ 税
【通常盤】CD GZCA-5300 ¥2,500+ 税

CD収録
1. 君に逢いたくなったら…
2. 眠れない夜を抱いて
3. あなたを感じていたい
4. 星のかがやきよ
5. こんなにそばに居るのに
6. 息もできない
7. ハイヒール脱ぎ捨てて
8. Get U’re Dream
9. Top Secret
10. 好きなように踊りたいの
11. 瞳そらさないで
12. Oh my love

特典 DVD [ 初回限定盤のみ ]
SARD UNDERGROUND 4th LIVE in TOKYO @ 新宿 ReNY
01. 揺れる想い 02. 愛は暗闇の中で 03. きっと忘れない 04. 君がいない 05. 心を開いて 06. 少しづつ 少しづつ
07. 少女の頃に戻ったみたいに 08. 永遠 09. 突然 10. マイ フレンド 11. DAN DAN 心魅かれてく 12. 負けないで
EN1. Don't you see! EN2 あの微笑みを忘れないで


2020年11月09日(月)

T-BOLAN  新たな物語を加え、 映画「T-BOLAN THE MOVIE」の再上映が決定!

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「T-BOLAN THE MOVIE 
あの頃、みんなT-BOLANを聴いていた そして 今も…ずっと」
11月27日(金)より 全国イオンシネマ10館で公開


「バンドとは、家族みたいなもの…。」T-BOLANのヴォーカル森友嵐士は、2014年の映画公開時にそう語っている。
そのオリジナル版では、約1700万枚CDセールスを記録したT-BOLAN 奇跡の復活を メンバー、著名人等のインタビューにより記録。バンドを核としたメンバー4人の繋がりと、T-BOLANの音楽を聴いていた人々を繋ぐそれぞれの想いが語られていた。
その再上映版となる今作は秘蔵コンサート映像を加え、2014年以降に起きた出来事をヴォーカル森友嵐士が、2020年の今 新たに撮影されたインタビューで想いを語っている。

ロックバンドとしての頂点に駆け上がる最中、森友は原因不明の歌えない症状に陥り(後に心因性発生障害と診断)、バンドは解散。その後約14年間、一人もがき苦しんだ時を経てソロで活動を再開、そして2014年にT-BOLANとしても復活を果たす。
復活ライブは大成功を収めたが、これでバンドは約束を果たしたとして活動を再休止。(1995年3月26日のツアーファイナルを森友の喉の不調により満足な内容で行えずにそのままバンドは解散したが、2014年東京・大阪でライブを敢行、リベンジ)
しかし、家族と銘打ったバンドのメンバー 上野博文(ベース)が難病(2015年くも膜下出血で生死を彷徨う)に見舞われる。このアクシデントに端を発し、上野の想いの為にも継続的なバンド活動を決意。メンバー個々に様々な苦難を乗り越え2017年に完全復活を果たした(2018~19年「励」、2020年~「繋」全国ツアーを相次いで開催)。

新たなインタビューで森友は、「T-BOLANを聴いていたあの頃の自分と対面して二人が話せばいい。それぞれの『My life is My way』を突っ走って欲しい。」と。

「あの頃、みんなT-BOLANを聴いていた そして 今も…ずっと」その想いは、今もココ(胸の奥)にある。

◆タイトル:「T-BOLAN THE MOVIE あの頃、みんなT-BOLANを聴いていた そして 今も…ずっと」
◆上映期間:2020年11月27日(金)~12月3日(木)
◆鑑賞料金:¥2,500-(税込)
◆内容:「T-BOLAN THE MOVIE~ あの頃、みんなT-BOLANを聴いていた ~」→2014年上映作品
+T-BOLANインタビュー映像「奇跡の復活、その後」秘話(2020年収録)→23年ぶりの全国ツアーの模様を交えた今回撮影のインタビュー

■T-BOLAN YouTube公式チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCOmsRA-uLJ2y6UaGC-9iCyw
公式チャンネルでは大ヒット曲のMVやライブ映像を公開中!
・悲しみが痛いよ (Music Video) 1991.07.10 release
・離したくはない (Music Video) 1991.12.18 release
・JUST ILLSION ((Music Video) 1992.02.26 release
・サヨナラから始めよう (Music Video) 1992.05.27 release
・じれったい愛 (Music Video) 1992.09.22 release
・Bye For Now ((Music Video) 1992.11.218 release
・おさえきれないこの気持ち (TVオンエアサイズ) 1993.02.10 release
・すれ違いの純情 (Music Video) 1993.03.10 release
・刹那さを消せやしない (TVオンエアサイズ) 1993.06.16 release
・傷だらけを抱きしめて (TVオンエアサイズ) 1993.06.16 release
・わがままに抱き合えたなら (TVオンエアサイズ) 1993.11.10 release
・LOVE (Music Video) 1994.5.11 release
・マリア (TVオンエアサイズ) 1994.9.5 release
・マリア~Acoustic version~ (Music Video) 1994.8.6 release
・Lookin' for the eighth color of the rainbow ~8番目の虹の色をさがしに~ (Music Video) 1994.8.6 release
・SHAKE IT (Music Video) 1995.8.28 release
・愛のために 愛の中で (Music Video) 1994.11.20 release
・Be Myself( Music Video) 1996.3.25 release
・ずっと君を (Music Video) 2017.8.16 release
・Re:I (Music Video) 2018.10.17 release

【T-BOLANプロフィール】
T-BOLAN、ヴォーカル森友嵐士、ドラム青木和義、ギター五味孝氏、ベース上野博文の4人からなる伝説のロックバンド。
シングル、アルバム、DVD等のトータルセールスは、約1,700万枚を記録。
1991年7月10日、シングル「悲しみが痛いよ」でデビュー。
1stアルバム「T-BOLAN」をリリースした後、同年の12月にリリースした2ndシングル「離したくはない」が、異例のロングヒットを記録。
一気にメジャーの舞台にその名を知らしめた彼らの快進撃は、翌1992年に始まる。
この年、4枚のシングル「JUST ILLUSION」「サヨナラから始めよう」「じれったい愛」「Bye for Now」(この曲は、初のミリオンヒットを記録)と2枚のフルアルバム「BABY BLUE」「SO BAD」、1枚のコンセプト・ミニアルバム「夏の終わりに~Acoustic Version~」というリリースラッシュに加え、7月2日日本青年館で行われた伝説のワンマンライブを皮切りに、怒涛の本数のツアーをそれぞれのアルバム毎に行う。
これによりライブバンドとしてもその本領を発揮していく。
1993年もその勢いは衰えることを知らず、シングルを4枚(「おさえきれないこの気持ち」※この曲で初のオリコンシングルチャート1位を獲得「すれ違いの純情」「刹那さを消せやしない/傷だらけを抱きしめて」「わがままに抱き合えたなら」)、フルアルバムも前年同様2枚(「HEART OF STONE」※このアルバムで初のオリコン1位獲得、「LOOZ」)リリースし、この年もそれぞれのアルバム全国ツアーも行うという類まれなスケジュールで、一気にその頂点を目指していく。
翌1994年、シングル「LOVE」「マリア」のリリース、2枚目のコンセプトアルバム「夏の終わりにⅡ~Lookin’ for the eighth color of the rainbow~」と、共にセールス面では順調かに思えたが、これまでの急過ぎるハイペースでの活動に、徐々ではあるがバンドの歯車は狂っていく。アルバムをリリースしないまま敢行されたライブツアー「LIVE HEAVEN '94~'95」。
そのファイナルの1995年3月26日大阪厚生年金会館で、いよいよ森友の喉は悲鳴を上げ、このライブを最後にバンドは活動休止状態に入る。
その後1995年以降もシングル「SHAKE IT」「愛のために 愛の中で」「Be Myself/Heart of Gold 1996」、シングルベストアルバム「SINGLES」※ミリオンセラーを記録、バラードベストアルバム「BALLADS」とリリースを重ねるものの、森友の喉の不調は回復の兆しが見えぬまま、1999年12月に解散という決断をT-BOLANの4人は下すことになる。 後に判明した森友の病名は『心因性発声障害』だった。
彼は10年以上にも渡りこの病気と闘うこととなるが、その中で多くの人と出会い、そこから得た様々な思いによって生まれた奇跡の復活。
そして解散から13年経った2012年、メンバー4人の想いを確かめ合い、T-BOLANとしてもう一度ステージに立ちたいとの想いから再結成を遂げた。
同年「BEING LEGEND Live Tour 2012」にてLIVE活動を再開、しかしこのまま活動を推し進めると思った2014年、T-BOLANにとっての始まりの場所である渋谷公会堂の公演を最後に、活動休止を宣言する。1999年、できなかった解散ライブをやりきれた目標を達成した末の彼ららしい区切りだった。
それぞれが新たな道を歩む中、2015年3月ベースの上野がくも膜下出血で倒れる(発見されるまで5日間を要した)。意識不明の状態から手術を行うも、高次脳機能障害を発症。しかし、家族の献身的な看病もあって奇跡的な回復を遂げ、退院祝いを兼ねたメンバー4人で食事会を行うまでになった。メンバーは「上野のリハビリの力や目標になれば?」と、2016年12月31日に一夜限りの再結成、カウントダウンライブを豊洲PITで行う。同日「2017年、T-BOLANは再始動します!」と、訪れたファンの前で発表。そして2017年夏、T-BOLANは完全復活。誰もが知る名曲の数々が、2017年夏の終わりに、蘇った。
2018年、そのスピードを緩めることなく、新曲「Re:I」をDVDシングルでリリース。その勢いのまま、約23年ぶりの本格的な全国ツアー「T-BOLAN 30th Anniversary LIVE『the Best』~励~」(本公演23本 追加公演3本)を敢行、ソールドアウト11本を記録しツアーは大成功のうちに終了した。2019年は全国ツアーが終わって息をつく間もなく、約2年ぶりのアコースティックツアーも広島、大阪、東京で開催。
夏の終わりを肌で感じるおとのできるパフォーマンスを披露、訪れた観客を魅了した。
2020年2月5日、待望のライブDVD「T-BOLAN 30th Anniversary LIVE『the Best』~励~」を発売。そこには、特典CDで新曲「俺たちのストーリー」「My life is My way 2020」を収録。90年代ロックの表情を魅せる「俺たちのストーリー」、王道のバラードナンバー「My life is My way 2020」と、誰もが納得するT-BOLANの魅力に溢れた作品に仕上がっている。
尚、2曲は2月28日配信開始のAmazon Prime Videoオリジナルドラマ「湘南純愛組!」の、テーマ曲と主題歌として使われている。

そして2月8日(土)埼玉県羽生市産業文化ホールより、全国ツアー「T-BOLAN LIVE HEAVEN2020『the Best』~繋~」をスタート!これまで訪れたことのない地域も多数含め、その歩みを止めず『繋(つなぐ)』をテーマに熱いライブを届け続ける!!(一部公演は、コロナウイルス拡大の影響で中止または延期)