今週11月7日にいよいよデビューシングル「タイムライン」でメジャーデビューする敏腕イケメン“真”ロックバンド “dps”。
話題のある良質な楽曲を耳の肥えたラジオ局制作陣が毎月選考し、全国の各ラジオ局で大量にオンエアされるパワープレイ。そのパワープレイにdpsの「タイムライン」が全国のFMラジオ局、AMラジオ局含め30局以上で大決定!!!
11月より大量にオンエアされ、各ラジオ局に「あの曲は誰?」「もう一度聴かせて欲しい!」等々の問い合わせが殺到しており、リクエストも増えているとのこと。また、主要なコンビニでの大量オンエアや街頭ビジョンでのオンエア等、街中がdpsの「タイムライン」で溢れており、グッドメロディにフォークロックmeetsハードロック&メタルサウンドとリアリティのある詞世界が多くのリスナーの耳に飛び込んでいるようだ。
11月17日(土)には、こちらも大阪にある堂島リバーフォーラムにて話題の次世代バンドが多数出演するロックフェス「DFT presents 音都 ON TO 〜NEO ROCK from KANSAI〜」に出演が決定している。彼らの他、ジャンルがクロスオーバーした新進気鋭のアーティストが10組ほど出演予定。このロックフェスは入場無料とのことなので、気になった読者は足を運んでその目で彼らに触れて欲しい。
今後、混沌とした世の中に彼らの作品がどのような影響を与えていくのか?楽しみに追いかけたいと思う。詳しくはオフィシャルサイトまで!
【森丘直樹×マーティ・フリードマン - “名探偵コナン メイン・テーマ” ギターバトル映像】
https://www.youtube.com/watch?v=WV6UPAQixTY
【dps オフィシャルTwitter 森丘直樹 名探偵コナン 試奏映像】
https://twitter.com/d_p_special/status/1040889363238813696
【デビューシングル「タイムライン」フルMV】
https://www.youtube.com/watch?v=-YsoMJYznKk
【リリース情報】
■タイトル:タイムライン
■発売日:2018年11月7日(水)
■種別:シングル 3形態
<収録曲>
●初回限定盤<CD+Photobook>
GZCA-7172/1,500円+税
*フォトブック仕様パッケージ
1.タイムライン
2.さよなら愛しい日々よ
3.タイムライン –Instrumental-
●名探偵コナン盤<CD>
GZCA-7173/1,000円+税
*描き下ろしアニメ絵柄ジャケット
1.タイムライン
2.さよなら愛しい日々よ
3.タイムライン –TV Edit-
●通常盤<CD>
GZCA-7174/1,000円+税
1.タイムライン
2.さよなら愛しい日々よ
3.タイムライン –Instrumental-
【タイアップ情報】
読売テレビ・日本テレビ系全国ネット土曜よる6:00放送
「名探偵コナン」オープニングテーマ
※10月6日(土)18:00~
読売テレビ「音力」11月度エンディングテーマ
読売テレビ「キューン!」11月度エンディングテーマ
読売テレビ「すもももももも!ピーチCAFÉ」11月度エンディングテーマ
【ライブ情報】
★DFT presents 音都 〜NEO ROCK from KANSAI〜
〜出演バンド追加・全10組の出演決定! !〜
◇日時:2018.11.17(土)
◇会場:堂島リバーフォーラム
◇出演:植田真梨恵 / Qyoto / dps / -真天地開闢集団-ジグザグ / 甘い暴力 / RICO KUSUDA with Sensation / CROSS LORD / 砂糖ココアとHinawa銃 / magenta blue / 図画アニソンメタルバンド
◇ロビー開場 13:30 / 開演 15:30(アーティストブース出店あり!)
※入場無料 (整理券配布予定)
【プロフィール】
木村涼介 (Vocal)
森丘直樹 (Guitar, Chorus)
安井剛志 (Bass, Chorus)
川村篤史 (Drums, Chorus)
ボーカルコンテストがきっかけで音楽の道を歩み出した現役大学生のVo.木村涼介と、d-projectのメンバーとして、2016年5月に発表された「d-project with ZARD」(ゲストボーカル:大黒摩季) のレコーディングにも参加した3人─ソロギタリストとして活動していた森丘、ギタリストとしてバンド経験のある安井、いくつかのバンド活動を経てコンポーザーとして経験を重ねていた川村が出会い、オリジナル楽曲の制作を始めたことをきっかけとして、新バンド“dps”を結成。 圧巻の超絶テクを持ち合わせた森丘のギターワークを中心に構成された楽曲を武器に、洗練されたバンドスキルで「真」時代ロックを届けるべく精力的に活動を行っている。 TOWER RECORDS関西3店舗限定リリース 1stEP「Begins with Em」(2017年11月)、2ndEP「いっそ全部 ぶっ壊して、真っ逆さまに落ちていって」(2018年2月) では、インディーズデイリーチャート全店1位を記録。 2018年6月には早くも3枚目となるEP「オレンジみたいな昼下がり」をリリースし、コンスタントに作品を発表してきた。11月7日には、dpsの「進化」と「真髄」が詰まったメジャーデビューシングル「タイムライン」がリリースされる。
[Official website]
http://d-p-s.jp
[Official Instagram]
@dps_officialgram
[Official Twitter]
@d_p_special
植田真梨恵が今夜、東京クラブeXで「たったひとりのワンマンライブ vol.3 “good-bye stereotype”」ツアーファイナルを迎え、ステージ上で2019年3月に「Live of Lazward Piano -凍てついた星座-」を開催することを発表した。
ピアニストの西村広文との二人編成で2013年よりほぼ毎冬開催されてきた「Lazward Piano」。京都文化博物館など特別な場所で開催されることも多く、今回も長崎市内最大級の洋館で、国指定重要文化財でもある旧香港上海銀行長崎支店記念館や、ステージの背面上部にガラス窓が広がり、文字通り「凍てついた星座」を臨む札幌バプテスト教会の他、ツアーファイナルは植田の活動拠点大阪の歴史的建造物であり、国指定重要文化財でもある大阪市中央公会堂大ホールで行われる。
長い歴史を重ねてきた厳かな建築物の中で、グランドピアノとアコースティックギターと歌声だけで紡ぐ美しい夜になること間違いなしだ。
また、今年年明けに開催された「Live of Lazward Piano “bilberry tour”」のツアーファイナル(東京グローブ座)が、自身はじめてのBlu-rayとして年明けに発売されることも同時に発表された。
こちらについても詳細の発表を待ちたい。
【ライブ情報】
Live of Lazward Piano -凍てついた星座-
◇2019.3.10(日) 長崎・旧香港上海銀行長崎支店記念館
OPEN 18:00 / START 18:30
(問) キョードー西日本 0570-09-2424
◇2019.3.17(日) 東京・日本橋三井ホール
OPEN 16:45 / START 17:30
(問) H.I.P. 03-3475-9999
◇2019.3.21(木・祝) 北海道・札幌バプテスト教会
OPEN 17:00 / START 17:30
(問) マウントアライブ 011-623-5555
◇2019.3.23(土) 大阪・大阪市中央公会堂 大集会室
OPEN 17:15 / START 18:00
(問) サウンドクリエーター 06-6357-4400
※チケット一般発売日 2019年2月9日(土)
【植田真梨恵オフィシャルYouTube チャンネル】
https://www.youtube.com/user/uedamarie
【植田真梨恵オフィシャルサイト】
http://uedamarie.com/
【植田真梨恵オフィシャルブログ】
http://lineblog.me/uedamarie/
【植田真梨恵twitter】
@uedamarie
2003年、『DAIGO☆STARDUST』としてのメジャーデビューから15年。
今年、ソロデビュー15周年を迎えたBREAKERZのボーカリストDAIGOが12/5(水)にBeingカバーアルバム「Deing」(※読み:ディーイング)を発売する。
DAIGOが所属するレコード会社「Being」の創立40年と、DAIGOが40歳を迎えた今年、2018年。運命的な巡り合わせとなった“究極アニバーサリーイヤー”にDAIGOが届けるのは、「Being」を代表する数々の大ヒット曲のカバーアルバム。
また、森友嵐士(T-BOLAN)、大黒摩季、池森秀一(DEEN)といった、収録楽曲のオリジナルアーティストとの夢の共演も実現するなど、まさに“究極コラボ”となった。
ソロデビュー15周年記念で開催される、12月からのツアーでも披露されるであろう今作の楽曲たちの仕上がりや今後の情報にも期待したい。
[RELEASE]
DAIGO Beingカバーアルバム『Deing」』(※読み:ディーイング)
2018年12月5日(水)Release!!
【収録曲】
・離したくはない Guest Vocal 森友嵐士(T-BOLAN)
・もっと強く抱きしめたなら
・このまま君だけを奪い去りたい Guest Vocal 池森秀一(DEEN)
・あなただけ見つめてる Guest Vocal 大黒摩季
・永遠
他全11曲収録予定
◇初回限定盤A
< CD+DVD>
品番:ZACL-9107
価格:3500円(税込) 3241円(税抜)
【特典DVD】
「もっと強く抱きしめたなら」Music Clip+Music Clip Off Shot
◇初回限定盤B
< CD+DVD>
CD 共通楽曲
品番:ZACL-9108
価格:4300円(税込)3981円(税抜)
【特典DVD】
DAIGOソロデビュー15周年記念ライブ
【DAIGO VS DAIGO☆STARDUST】LIVE SELECT
「ら・ら・ら」 Being Special Guest大黒摩季
「Secret of my heart」Being Special Guest 倉木麻衣
「離したくはない」Being Special Guest 森友嵐士 (T-BOLAN)
◇通常盤
CD ONLY
品番:ZACL-9109
価格:2700円(税込) 2500円(税抜)
<封入特典>※通常盤のみ
※初回生産分のみ「DAIGOカード(全4種の内ランダムで1枚封入)」
[LIVE]
DAIGO ソロデビュー15周年記念ライブツアー
2018年12月15日(土)大阪・バナナホール
2018年12月16日(日)愛知・名古屋ReNY limited
2018年12月24日(月・祝)東京・神田明神ホール
■チケットぴあ プレリザーブ
受付期間:11月1日(木)11:00~11月7日(水)11:00
https://w.pia.jp/t/daigo/
■Total Information
DAIGO Official Site http://daigo-official.net
BREAKERZ Official Site http://breakerz-web.net/
BREAKERZ Official Twitter:@BRZofficial0725 http://twitter.com/BRZofficial0725
BREAKERZ Official Facebook:http://www.facebook.com/breakerz.official
いよいよ11月7日に「タイムライン」でメジャーデビューする敏腕イケメン“真”ロックバンド “dps”。
現在オンエア中の読売テレビ・日本テレビ系全国ネット土曜よる6:00放送大人気アニメ「名探偵コナン」オープニングテーマであり、既に多くの話題を振りまいているのは既報のとおり。
実は、名探偵コナンのオープニングテーマのタイアップの話がメンバーに届いた際に、一つの出来事がきっかけで、その後、大きなストーリーを築くことに!
森丘はギタリストらしく日常、時間ができると自身のギターのメンテナンスや店頭のギターの試奏をしに楽器屋に足を運ぶ。そんな中、名探偵コナンのタイアップが決定したこともあり、店に並んでいたギターの試奏で名探偵コナンのテーマソングを店内で演奏した際、たまたま同行していたボーカルの木村涼介が遊び半分で撮影した動画を彼らのオフィシャルTwitter上のタイムラインでUPしたところ、大きな反響があり、名探偵コナンのテーマソングで他のギタリストともセッションで共演できたらおもしろいかもね!という話題で盛り上がる。
その後、ひょんなきっかけから森丘がリスペクトするギタリスト“マーティ・フリードマン”と繋がりが生まれ、今回の企画を提案したところ、一緒に東京の某スタジオに入る機会を得ることとなる!競演してもらえるか?未知の中で話を進めていく中、自然とお互いにギターを持ち、スタジオのコンソールの前で次々とアレンジやフレーズのアイデアが溢れ出す中、セッションを繰り返すことに!時間の関係で大阪へと戻らなければならなかった森丘はその後もメールでやり取りを行い、最終アレンジを完成させる。
後日、彼らのホーム、大阪のスタジオで2度目のセッションを敢行!映像撮影の本番は最初に何回か確認の為に演奏しただけで、そのままのリアル感や生っぽさのエネルギーが出るように実質は本番数テイクしか演奏していない。二人とも真剣に集中した状態をそのまま切り取った映像になっており、その映像が先ほど、Youtube上に公開された!日米の敏腕ギタリスト同士の熱いバトルを是非!感じてほしい!
【森丘直樹×マーティ・フリードマン - “名探偵コナン メイン・テーマ” ギターバトル映像】
https://www.youtube.com/watch?v=WV6UPAQixTY
【dps オフィシャルTwitter 森丘直樹 名探偵コナン 試奏映像】
https://twitter.com/d_p_special/status/1040889363238813696
【デビューシングル「タイムライン」フルMV】
https://www.youtube.com/watch?v=-YsoMJYznKk
[Official website]
http://d-p-s.jp
[Official Instagram]
@dps_officialgram
[Official Twitter]
@d_p_special
木村涼介(Vo.)、森丘直樹(Gt.&Cho.)、安井剛志(Ba.&Cho.)、川村篤史(Dr.&Cho.)からなる新バンド・dpsが、11月7日に1stシングル「タイムライン」でメジャーデビューを果たす。
大阪を拠点に活動している若手ミュージシャンが集まって始まった “d-project”。その第1弾作品として 2016年5月にリリースされたアルバム『d-project with ZARD』の制作に参加した川村、安井、森丘の実力派ミュージシャン3人に、ヴォーカルコンテストでグランプリを獲得した現役大学生の木村が加わり昨年結成。バンド名のdps(ディー・ピー・エス)は、d-projectから派生し、スペシャルなバンドを目指す「d-project+special」を意味する。
これまでにTOWER RECORDS関西3店舗限定で、1st EP「Begins with Em」(2017年11月)、2nd EP「いっそ全部ぶっ壊して、真っ逆さまに落ちていって」(2018年2月)、3rd EP「オレンジみたいな昼下がり」(2018年6月)をリリースし、全作インディーズチャート1位を獲得。
楽曲のクオリティーの高さ、個々のプレイヤーとしての技量、木村のヴォーカリストとしてのポテンシャルの高さと、多くの魅力を備えた次世代を担う今最も注目のバンドだ。
結成のいきさつ、デビューシングルについてなど、メンバー4人の初インタビューをお届けする!
●9/17は、「DFT presents音都 ON TO 〜NEO ROCK from KANSAI〜」のライブに参加されましたが、それぞれ感想をお願いします。
(※DFT=Dojima Forum Teamとは、大阪・福島区にある多目的ホール「堂島リバーフォーラム」を拠点に、関西から新しい音楽ムーブメントを起こそうとするチームの総称)
川村篤史(以下川村):リハの時間が短くてモニター環境に不安を抱えていたんですけど、いざ本番が始まると集中力も増し、みんなのテンションも上がって、とてもやりやすくなりました。今回は6曲だったんですけど、終始集中力やパワー感など全てがMAXのままいけたんじゃないかなと。すごく気持ちのいいライブになりました。
●これまでの中で、一番手応えを感じられたのではないでしょうか?
川村:そうですね。涼介のMCにもちゃんと応えてくれる感じとかお客さんの盛り上がりが分かりやすく伝わってきて、メンバーからの一方通行という感じではなく、会場全体で盛り上がっているのを強く感じることができました。
●あのライブ自体、お客さんも含めみんなで楽しもうっていう雰囲気がすごくいいですよね。
川村:はい。僕、音楽活動やバンド活動をやっていく上で大事な事って、すごくシンプルですけど“楽しいこと”だと思うんですよ。曲作りにしても、ライブにしても、楽しくて仕方ないって状態でずっといられたらいいなと思っていて、そうなっていければどうなりたいとかは後からついてくるんじゃないかなと思うんです。楽しいのは伝染するし、楽しそうなところに人も寄ってくるし、そういう意味でも昨日はお客さんだけじゃなくて袖にいるスタッフや共演者までもがブチ上がってくれているのが見えて、すごく理想的だなと感じました。
森丘直樹(以下森丘):僕は前回体調不良で出られなかったので、堂島でのDFTのライブは今回が初参加だったんですけど、今までで一番バンドの一体感が感じられて、メンバーに引っ張られてテンションも上がりまくって、いつも以上にステージを動き回ったり、演奏もすごく気持ち良くなってしまって掻き回しなんかも結構いっちゃって(笑)。本当に気持ちのいいライブでした。でも冷静に考えるとちょっと演奏が甘いところがあったと思うので、そこは今後改善していけたらなと思っています。
木村涼介(以下木村):僕も反省点は沢山あるんですけど、今回4人揃ってのステージが久しぶりだったのでいつもより気合いが入っていて、出だしから飛ばしてやろうと密かに1人で企んでいました。
●企みというのは、雄叫びを上げながらの登場でしょうか? あれはインパクトがありましたね。
木村:メンバーにも内緒で、リハでも出さずにいきなり本番でやったんです。勿論お客さんを盛り上げるためのパフォーマンスではありましたが、同時にバンドのフロントマンであり、ヴォーカルとして、メンバーのことも煽るぞ!っていう、今回の自分自身への挑戦としてもやってみました。
●dpsとして、これまでライブはどれくらいやられましたか?
木村:初めてやったのが去年の4、5月くらい。そこからしばらく空いて10月あたりからコンスタントにやるようになって、これまでだいたい30本くらいになると思います。
●前回も木村さんの成長ぶりに驚かされたのですが、今回は何かが乗り移ったんじゃないかと思わせるくらい、すごい成長ぶりを感じました。
木村:ありがとうございます。最近大先輩のB’zさんのライブを観させて頂いたのでその影響もあったかと思いますが、とにかく振り切ってやってやろうという決意で臨んで、結果として自分の中で何かしら吹っ切れた感はあります。
安井剛志(以下安井):まんまと木村君に乗せられて(笑)、テンション上がりまくりました。森丘君もこっちまで来て、「えっ!そんな事するんや!」ってびっくりさせられたり。
森丘:僕、そんな困ってる安井さんを見るの好きなんですよ(笑)
安井:彼はあまりそういうことをしそうなタイプじゃないので、「これ、どうしたらいいんやろ?」と咄嗟に焦りましたね(笑)。毎回何かしら爪痕を残そうという意気込みではあるんですけど、昨日のライブではだいぶ残せたんじゃないかなという実感はあります。
●ラストにやった「一発逆転」でのツインドラムもかっこ良かったですね。
木村:あれも最初はスタッフさんやマネージャーさんには確認を取らずに、自分達だけで企てたものだったんですよ。
川村:サポートキーボードで入ってくれているJessyがドラムも叩けるんですね。それで前回、リハが終わって楽屋でみんなで居る時に、「この曲でツインドラムにしてみたら面白いんじゃないか?」と彼から提案してくれたんです。「それ面白い。怒られたら怒られたで仕方ない。サプライズでやっちゃおう!」ってことで、PAさん以外は誰にも言わずにいきなり本番でやってみたら、すごく評判が良かったんですよ。前回は8小節くらいだけだったんですけど、もっと長くやりたいねってことで、今回は1曲丸々ツインドラムでやりました。
●楽屋も楽しそうですね。
森丘:はい。でも楽屋では意外とみんな物静かなんです。
川村:そうかな? 涼介と直樹がワイワイ喋ってるイメージだけど。
木村:そう言われてみると否定は出来ないですね(笑)
川村:まあ、でもみんな真面目ですね。ライブもそうですけど、スタジオでも作品に向かってちゃんと真っすぐに向き合ってるなって。音楽に対して全員がすごく真面目だと思います。
●ライブを拝見していると、いい意味で気の合う仲間同士の和気あいあい感は感じなくて、それぞれがプロフェッショナルにいい曲を作ろう、いいライブをしようという、“音楽で繋がってるバンド”というイメージを受けます。そもそも結成に至ったのはどんな経緯だったんですか?
木村:僕がコンテストに受かった後、会社のリハスタを使わせて頂けるようになって、その時に隣のスタジオの音が漏れ聴こえてきたりしてたんですね。姿は見えなかったんですけど、今思えばあの時のテクニカルな超絶ギターは森丘さんだったんじゃないかなって(笑)。最初は廊下ですれ違った時に挨拶したんでしたよね?
森丘:うん。木村君がメタリカのTシャツを着ていて、僕めちゃめちゃメタル好きなんで、「あれ?こんな子おったかな?初めて見るな」って気になって、その時に初めて挨拶したのを覚えています。
木村:僕、実はその頃R&B系やソウル系のバラード調の曲が好きで、ほとんどロックは聴かなかったんですよ。だからメタリカがバンドってことは知ってましたけど、曲やメンバーのことまではよく知らなくて、ただファッションとして着ていたんです(笑)。でもその事がきっかけで顔を覚えてもらって、森丘さんのギターソロのリハーサルを見させてもらったりしたんです。とりあえずギターがすごいってことはすぐにわかったから(笑)、思い切って僕から「何か一緒に合わせたりできないですか?」と相談してみたんです。そしたら「一度リハスタでセッションでもしてみようか?」って話になっていきました。それまでリハスタでずっと1人で練習していたので、すごく嬉しかったですね。
森丘:川村さんとは元々d-projectの制作で交流があって「なんか一緒に遊びででもできたら面白いね」って話してたんですけど、実際やったことはなかったので、リハスタに入りたいなと思ってたんです。そこに木村君との出会いがあったから、「こんな子が最近いて、今度一度軽くセッションしてみようと思ってるんです」って話をしたら、「面白そうだから、それ参加するわ」って言ってくれて。そしたら今度川村さんが安井さんに話して、「俺も行くわ〜」ってなって。最初はそんな感じで4人が集まっていった感じでした。
●最初に4人で集まったのはリハスタだったんですね。その時の状況を覚えていますか?
木村:僕は正直すごく怖かったです。安井さんなんて鼻の下に髭を生やしていて、全身真っ黒な服で、袖口からタトゥーも見えて、ただ怖かったっていう印象があります(笑)。自分だけ学生で、年上のお兄さんばかりで、最初は全然喋れなかったですね。
●それはいつ頃の話なんですか?
木村:去年の年明け、2017年の1月頃です。
●他の皆さんは、木村さんとやっていきたいと思ったきっかけや瞬間は覚えていますか?
川村:それは勿論最初にスタジオで会った時ですね。テクニックはまだまだなところは正直感じましたけど、声に太いものを感じたし、キーのレンジも広域で、ヴォーカリストとしての魅力、将来性を感じました。実際どんどん力強さも増して、レコーディング後のフィードバック(ラフミックス)を聴くたびに良くなっていくのを感じるので、勿論最初にいいなとは思ったけど、最近はそれが確信へと変わっていってます。
安井:作品もですけど、ライブがね。最初大丈夫かなって実は不安に思ってたんですけど、頑張ってくれて全然いい感じやね、最近は。
木村:最初は全く動かなかったですからね。音楽は高校の時に入っていた軽音楽部でしかやってなかったので、本格的な音楽活動はこのバンドが初めてで、最初はみんなに教えてもらったバンドの映像を家で観て研究したりもしてました。
川村:みんなで色んなバンドのヴォーカルをYouTubeで観たりもしたよね。やっぱりプロとしてステージに立つ以上、盛り上げるにもテクニックが必要だと思いますし。だけど、そういう吸収も彼はすごく早いんじゃないかなと思います。
●木村さんは、それまでプライベートで聴ていた音楽や、歌いたいと思っていた音楽のジャンルが、dpsを結成した事によって方向転換しているわけじゃないですか? それに対して自分の中で葛藤はなかったですか?
木村:最初は正直すごくありました。安井さんが感じていたように、自分でもロックバンドのヴォーカリストとしてやっていけるのかなという不安もありましたし。でも最初に4人で集まった時に、実力もあり、存在感も物凄いものがあって、色々な意味でこんなにパワーのあるメンバーの中でやっていきたいという思いが勝ったんです。覚悟を決めてからは一切迷いはないですね。
●楽曲制作については、曲→アレンジ→作詞という流れですか? 作曲は川村さん、作詞は安井さん、アレンジは森丘さんという役割分担がされているのでしょうか?
川村:今のところ基本的にそういう形になっていますが、直樹も曲を書いているので今後色々なやり方を試していきたいと思っています。例えば先にリフを直樹に考えてもらって、それに対して僕がメロディーを付けてという方法を次は試してみようかなとか。
●印象的なリフというのもこのバンドの大きな魅力でもありますしね。
川村:はい。彼はいっぱいリフのアイデアを持っているので、それを生かした曲作りもしてみたいと思っています。
●1stシングル「タイムライン」はいきなり国民的アニメ「名探偵コナン」のオープニングに抜擢ということですが、コナン用に作られた楽曲だったんですか?
木村:そうではなく、いくつか作っているうちの1曲をコナンの制作サイドの方に気に入って頂いてオープニングに選んで頂きました。
安井:歌詞だけ元々書いていた内容から、アニメのストーリーや世界観に寄り添わせて書き換えたフレーズもあります。「君との距離はこんなに近いのに時間が僕とすれ違ってる」とか、あのあたりはコナンを意識していますね。
●安井さんは以前から作詞はされていましたっけ?
安井:いや、全然。dpsから書き始めました。
●「タイムライン」のような世相を反映した、現代社会に投げかけるメッセージ性の強い歌詞もあれば、「オレンジみたいな昼下がり」(3rd EP)みたいなラブソング的な歌詞もあって、どれもが哲学的であり文学の香りがします。いつもどんな風に書いているんですか?
安井:哲学書みたいなものから小説まで、色々な本を読んだりもします。それをストレートに歌詞に落とし込むのではなく、1回自分の中に溜め込んでおいて、実際曲に歌詞を乗せていくってなった時に、自分の中にストックされた言葉を取り出すみたいな作業とか。あとよくやるのは、初めてデモを聴く時に部屋の電気を全部消してヘッドフォンでずっと聴くんですよ。ひたすら聴いて、それで思い浮かんだ情景の中で書くってことをやっています。なんか映画みたいなシーンがパーっと出てきて、そこから拾ったり。全然浮かばない時は今の自分の状況、例えばその時雨が降ってたらとりあえず雨ってフレーズを入れてみたりとか。色々試行錯誤しながらやってますね。
●dpsの歌詞を通して、メッセージや思想を届けていきたいという思いも強いのでしょうか?
安井:「タイムライン」はだいぶメッセージ性のある内容になっていますが、まあこれは歩きスマフォをしている人にぶつかられて、「絶対歌詞にしてやるからな」と思って出来た歌詞です。
●本当にあった話なんですね。
安井:そうです(笑)。
木村:そうやったんや、実際相手がいたんですね。
安井:そう。「見とけよ〜」と思って(笑)。人通り多い所で前を見ないでっていうのはダメやなと思って。
●スムーズに書けましたか?
安井:これ最初全然違う歌詞で、何度か修正して今の形になりました。
●タイトルは最初から「タイムライン」だったんですか?
木村:サビは変わってないですよね。
川村:他の部分が、最初はもっと世界情勢をはらんだ内容でした。
安井:そうですね。もっと社会派な内容だったんですけど、今回はアニメを観ている子供達にも分かるように、幅広い層に共感してもらいやすい内容に書き換えました。
●他のメンバーは歌詞についてはいかがですか?
森丘:僕は結構SNSとか見ちゃうタイプなんですよ。だから「なんかすみません」って感じになりました。歩きスマフォもついついしちゃうタイプなんで、自分を戒めてくれる内容にもなりましたね(笑)。目の前のことをちゃんと見落とさないようにしなきゃなって。
木村:僕はコナンを意識して書き換えたというDメロ部分「君との距離はこんなに近いのに時間が僕とすれ違ってる いくらリューズを回したところで今の君と会えなくて」の所がすごく好きで、レコーディングでも一番感情を込めやすい部分でした。その後の落としサビの部分は、少し切ない感じのアレンジに仕上がっていたので、切ない雰囲気を大事にファルセットを入れてみたりしました。
川村:内容も勿論ですけど、メロディーに対しての言葉のハマリもよくて、「いつもいい歌詞書いてくれてありがとう」って感じですね。
●これまでTOWER RECORDS関西3店舗限定で出してる3枚のEPも含め、安井さんが書かれた歌詞に関しては信頼が置けると?
川村:そうですね。かっこいいと思います。内容もいいんですけど、僕がデモで何語か分からない色んな言葉で歌っている仮歌の母音とかもしっかり守ってくれてたりもするんですよ。作家としては、硬い言葉だったり、それがリズムを出してくれてる言葉とかあるじゃないですか。そういう尖ってる角度とかをすごい守って書いてくれるんです。
安井:「タイムライン」は最初にメロを聴いた時、正直「どうやって歌詞乗せようかな」と思いました(笑)。言葉のリズムというか、1語1語譜割りを意識しながら書いていったんですけど、木村君がちゃんと思い描いたように歌い上げてくれて、本当に成長したな〜と思いました。
●この譜割りはかなり難関ですよね。
木村:僕はデモを最初に聴いた時、率直に「口廻るかな?」って思いました(笑)。「これは歌詞次第やな」と思っていたら、案の定ぎっしり詰めて頂いて(笑)。レコーディングは最初結構噛み噛みでやってましたね。ラッパー風に手を動かしたら歌えたっていう(笑)
森丘:ライブでもAメロ大変そうやな〜と思って。僕個人的に「タイムライン」メッチャ好きなんで、今回CDにカラオケのトラックがインストで入ってるんですけど、家でこっそりかけながら歌ったりしています。
木村:えっ?初耳!
森丘:全然上手くないし、聴かせられるようなもんじゃないんですけど、思わず自分でも歌いたくなる曲なんですよ。Aメロが綺麗にハマると気持ちよくて、「これはカラオケ行けるぞ!」みたいな(笑)
●Aメロはかなり言葉の譜割りが詰め込まれたメロディーになっていますが、どんなシチュエーションでメロディーは浮かんできたんですか?
川村:これはインスピレーションを受けた作品がありまして、長戸大幸プロデューサーから吉田拓郎さんの魅力を教えて頂いたことがあって、CDを1枚頂いたんですね。『LIVE ’73』というアルバムだったんですけど、全部聴き終わってみると、すごくかっこいいなと思って。1973年に発表されたアルバムではありますが、現代にこういう音楽があってもおかしくないよなと思ったんです。それで自分で作るならdpsで一回やってみようと思って取り掛かりました。Aメロは思ってる事を殴り歌うような感じっていうんですかね、そこに大きなサビをくっつけようというつもりで作りました。あとマイナーマイナーな動きがフォーク時代のコード進行になっていて、その辺の時代感もうまく取り入れようと考えていく中で浮かんできたメロディーになっています。
●デモはラフアレンジしたものを森丘さんに渡しているのでしょうか?
川村:作品によってなんですけど、「タイムライン」はどうだったっけ?
森丘:「タイムライン」はアコギでした。
川村:そっか。最近アコギ1本でデモを作るのが好きなんですよ。それで投げてしまうっていう。ちょっと彼を試しているというか(笑)、ゼロに等しい状態から作ってもらおうかなと思って。結果いいものが上がっていると思うので、そういう作り方でやっていきたいと思っていますね。
森丘:頑張ります(笑)
●「タイムライン」のイントロのリフはどんなところから生まれましたか?
森丘:イントロは結構何回もやり直しています。実は提出するまでも自分の中でリフが全く決まらず、同じ8小節くらいをずっとループさせて、確か2、3日ずっとリフだけを弾いてるって日が続きました。
木村:そんな日々があったなんて。
川村:真面目だよな〜。
森丘:どれだけやっても出来なくて、気分転換に散歩行って、またやってみたいな繰り返しをしてましたね。完成したリフは、ちょっと気が抜けた時に、「あっこれや!」みたいな感じでふっと浮かんできました。これまで「ホワイトアウト」や「いっそ全部ぶっ壊して、真っ逆さまに落ちていって」など、同じような16分の細かいリフって沢山あったんですけど、そのあたりを踏まえて現段階での最高のリフが出来たんじゃないかなと思っています。
●いつも弾きながら浮かんでくるんですか?
森丘:実はこの時はシャワーしてて。
安井:シャワー中、分かるわ〜。なんか出てくるよね。
森丘:シャワー中とか、寝る前とかありますよね?
安井:みんな携帯、防水?
森丘:僕はいつもお風呂入る前に携帯とバスタオルを側に置いて、ドア開けてすぐ録音できるようにセッティングしておくんです。
川村:何回か僕もありますよ。思いついて慌てて出てみたいな。
●リラックスした時に浮かんでくるんですかね?
川村:なんでしょうね。やっぱり音楽に向き合ってない時こそ出てしまうんですよね。
●全体のアレンジはどんな事を意識して構築していきましたか?
森丘:最初は言葉数が多いので、細かいドラムとか入れてたんですね。でも色々やっていくうちに,逆にキメだけとか、アルペジオだけみたいな方が意外とハマっていったので、最終的にどっしりとシンプルなアレンジにしていきました。こういうアプローチは自分の中での新たな発見でもありました。最初のリフで掴みはイケたかなと思っていて、そこから最後まで隙がなく、サビ頭は一度聴いただけで覚えられるようなインパクトのある曲に仕上がったんじゃないかなと思っています。
●ギターソロに関してはいかがですか?
森丘:骨太なロックがdpsの特徴だと思っていて、そこに自分が通ってきたハードロックやヘビーメタルのソロって絶対合うと思っているので、自分の特徴を存分に生かしていきたいと思っているんですけど、「タイムライン」に関してはどちらかというとメロディーを意識したソロにしていますね。弾き過ぎるとこの曲のイメージとはちょっと違うかなという印象だったので、曲に合わせて早弾きは適度に抑えています。逆にカップリングはデモの段階からかなり速いテンポの曲だったので、「これはいくしかない!」ってガンガン自分のギターを押し出したメタル色の強いアレンジにしました。
●以前インストのソロアルバムを発表されていますが、インストの曲と歌ものの曲とではアレンジの考え方は違いますか?
森丘:違いますね。インストは自分が弾けたらいいやって事しか考えてませんでしたが、バンドでやる時にはメンバーのプレイを意識したアレンジ作りを心掛けています。ドラムに関しては僕、川村さんの手数(フィル)が好きなんですよ。綺麗にハマってるんだけど、すごくロックでパワフルでっていうのが好きなんで、そういう所を意識したり。あと安井さんのベースはたまに結構難しいことをやらせてしまって、「ごめんなさい」って思いながら作っていくこともありますね。
安井:「来たな、これやれっていうんか〜」って感じです(笑)
●実際レコーディングはいかがでしたか?
安井:頑張りました。でもライブでは自分で考えたライブ用のフレーズを弾かせてもらうこともあるので、オリジナルと聴きくらべてもらっても面白いと思います。
●ギターレックはスムーズでしたか?
森丘:僕は結構シビアにジャッジするタイプで、わりと自分にOKテイクを出すまでに何度も弾いちゃうことがあって、「タイムライン」も何度かテイクは重ねましたね。とにかく妥協せず、どこまでもクオリティーにこだわっていきたいと思っています。
●ドラムは?
川村:アレンジが上がってきた後、ドラムを録って、それをデジタルに落とし込んでデーター上で整えたものを使用しています。そこにベース、ギターを乗せて、オケ完成という順番でした。こういう音楽性のバンドって「せーの」で録ってるイメージもあると思うんですけど、作品(CD音源)に関しては楽曲重視の質の高い作品にこだわって、緻密に作り上げていきました。
●ヴォーカルレックはいかがでしたか?
木村:最初はサビまで噛まずにってことに必死でしたけど、この曲は歌詞が好きで、そこに描かれた情景を思い浮かべながら歌っていくことによって気持ちが入っていきました。それにサビのメロディー展開もすごく気に入っているので、試行錯誤しながらも楽しくレコーディングができました。
●言葉数が多い曲でも、言葉を滑らせて英語っぽく歌うのではなく、しっかり一語一語を発音して、きちんと歌詞が聴こえてくる歌い方をしている印象があります。ご自身では意識されているのでしょうか?
木村:伝える意識を持って歌っているので無意識にそうなっているのかもしれないです。自分的に意識しているのは、いかにサウンドに合ったかっこいい声で歌えるかということですね。バックの演奏がガ〜っと来てるところでは、いくら高音でもファルセットじゃなく、地声を張ってパワフルに歌い上げていくとか。
●譜割りは安井さんが指定されるんですか?
安井:仮歌は篤史さんに歌ってもらってます。
川村:そう、本当に迷惑。
全員:(笑)
川村:すごく難しい譜割りをハメないといけないんですよ。たまに仮歌の段階でハマってないと思うところは、剛志にすぐ電話して「これで合ってる?」って聞いて、修正しながら歌っていくこともあります。
木村:僕の手元には歌詞が書かれた紙と、篤史さんが歌った仮歌の音が届きます。それを元に実際レコーディングで歌いながら、場合によっては譜割りをちょっとずつ変えてみたり、何パターンか試すこともありますね。
●デモ作りの段階で木村さんのキーのレンジを考慮して作るみたいなことはあるんですか?
川村:だいたい全部こなしてくるというか、キーは僕と一緒といえば一緒なんですけど、僕がなんとなくファルセットで歌っているところも全部地声で上げてくるんですよね。そっちの方が魅力的だとも思いますし、まあレンジは広いと思うのでそこはあまり意識せずに安心して作っています。
●では、デビュー作ということでdpsの名刺代わりになる曲にもなると思いますが、率直に一番の魅力はどんなところにあると思いますか?
安井:自分で言うのもなんですけど、歌詞のメッセージ性。そしてゴリっと疾走感があるサウンドで、自分達の特徴を生かしたdpsらしい曲になっていると思います。
川村:作品が完成して、dpsのサウンドになったなっていうのを感じています。その中に、先ほどもお話したように吉田拓郎さんからインスパイアされたメロディーだったり、時代が変わっても良いものは良いと感じられる、音楽の本質を閉じ込めた、奥深く楽しんで頂ける作品に仕上がったんじゃないかなと思います。
●カップリング「さよなら愛しい日々よ」は、9/15 DFTのライブで1曲目に披露されていましたね。
川村:テンポがこれまでで一番早い、勢いのある曲になっています。デモの段階より格段にかっこよくなったのがこの曲だったんですよ。それに一役どころじゃなく買っているのが直樹の作ったリフなんですけど、あのリフはいいな〜とすごく気に入っています。
森丘:デモをもらって「来たー!」って感じで、一人テンション上がりまくりました。アレンジは半日くらいで出来たんですけど、物凄い達成感がありましたね。とにかく早く聴いて欲しいと思って、大興奮の中川村さんにメールを送りました。
川村:俺それ感じたよ(笑)。「間奏をちょっと直す?」みたいなメールを返したんですけど、「いやコレで行きます!」って有無を言わさずな雰囲気だったので、「あっゴメンゴメン」って(笑)
森丘:すみません(笑)。自分のスタイルを思いっきり出せる曲だったので、川村さんにリフを評価してもらえて嬉しいです!
安井:歌詞はこれも最初に書いたものから修正しています。完成したものは、イメージ的には失恋なんですけど、「あんまり周りの目を気にするなよ」って、そういう内容になっています。とりあえずこの曲はライブでやるのが楽しいですね。
木村:とにかく最初に聴いた時にテンションが高くなって、途中から音量マックスにして聴いていたくらい、今までのdpsの曲の中で一番テンションが上がる曲でした。ヴォーカルは最初サビが高くて出るかなって思ったんですけど、大学の友達で失恋した奴がいて、女々しくウジウジしてたんで、「何落ち込んでるねん!」ってそいつのことを思い浮かべながら歌いました。これからライブでやるのが楽しみな1曲です。
【リリース情報】
デビューシングル「タイムライン」
2018年11月7日(水)リリース
●初回限定盤<CD+Photobook>
GZCA-7172/1,500円+税
*フォトブック仕様パッケージ
1.タイムライン
2.さよなら愛しい日々よ
3.タイムライン –Instrumental-
●名探偵コナン盤<CD>
GZCA-7173/1,000円+税
*描き下ろしアニメ絵柄ジャケット
1.タイムライン
2.さよなら愛しい日々よ
3.タイムライン –TV Edit-
●通常盤<CD>
GZCA-7174/1,000円+税
1.タイムライン
2.さよなら愛しい日々よ
3.タイムライン –Instrumental-
【タイアップ情報】
読売テレビ・日本テレビ系全国ネット土曜よる6:00放送
「名探偵コナン」オープニングテーマ
※10月6日(土)18:00~
【ライブ情報】
★2018.10.6(SAT),10.7(SUN),10.8(MON)
Eggs presents FM802 MINAMI WHEEL 2018 ~20th Anniversary~
※dpsの出演は10/8
★DFT presents 音都 〜NEO ROCK from KANSAI〜 出演バンド追加・全10組の出演決定! !
・日時:2018.11.17(土)
・会場:堂島リバーフォーラム
・出演:植田真梨恵 / Qyoto / dps / -真天地開闢集団-ジグザグ / 甘い暴力 / RICO KUSUDA with Sensation / CROSS LORD / 砂糖ココアとHinawa銃 / magenta blue / 図画アニソンメタルバンド
・ロビー開場 13:30 / 開演 15:30(アーティストブース出店あり!)
※入場無料 (整理券配布予定)
ーーーーーーーーーーー
【プロフィール】
木村涼介 (Vocal)
森丘直樹 (Guitar, Chorus)
安井剛志 (Bass, Chorus)
川村篤史 (Drums, Chorus)
ボーカルコンテストがきっかけで音楽の道を歩み出した現役大学生のVo.木村涼介と、d-projectのメンバーとして、2016年5月に発表された「d-project with ZARD」(ゲストボーカル:大黒摩季) のレコーディングにも参加した3人─ソロギタリストとして活動していた森丘、ギタリストとしてバンド経験のある安井、いくつかのバンド活動を経てコンポーザーとして経験を重ねていた川村が出会い、オリジナル楽曲の制作を始めたことをきっかけとして、新バンド“dps”を結成。 圧巻の超絶テクを持ち合わせた森丘のギターワークを中心に構成された楽曲を武器に、洗練されたバンドスキルで「真」時代ロックを届けるべく精力的に活動を行っている。 TOWER RECORDS関西3店舗限定リリース 1stEP「Begins with Em」(2017年11月)、2ndEP「いっそ全部 ぶっ壊して、真っ逆さまに落ちていって」(2018年2月) では、インディーズデイリーチャート全店1位を記録。 2018年6月には早くも3枚目となるEP「オレンジみたいな昼下がり」をリリースし、コンスタントに作品を発表してきた。11月7日には、dpsの「進化」と「真髄」が詰まったメジャーデビューシングル「タイムライン」がリリースされる。
[Official website]
http://d-p-s.jp
[Official Instagram]
@dps_officialgram
[Official Twitter]
@d_p_special